概要 WebKitの特定のバージョンに存在する脆弱性の挙動を調べるために、該当するバージョンのWebKitGTK+のリリースtarballを拾ってきてAddressSanitizerを有効にしたビルドをUbuntu上で行ったときのメモです。 WebKitGTK+ 2.19.91以降のリリースではENABLE_ADDRESS_SANITIZERフラグによって簡単にAsanビルドができるため、それより前のバージョンが本記事の対象です。 環境 OS: Ubuntu 16.04(VMware 仮想マシン) メモリ: 4GB(ホスト: 8GB) ビルド対象: WebKitGTK+ 2.17.92 大まかな手順 ビルドに必要な環境の準備 AddressSanitizerを有効にする設定 ビルド 手順 下準備 アップデートでエラーが発生する場合は対処 appstreamcliのエラー対策とアップデート
Gtk+ライブラリを使うと、ボタンとテキスト、簡単な図形などを表示するプログラムならば簡単に書くことができます。 実験やモックアップに、ちょっとしたウィンドウアプリケーションを作るのに便利です。 なんといってもありがたいのは、標準的なWin32アプリケーションではウィンドウを出すだけで120行のコードが必要であるのに対して、Gtkは20行で済むところです。 Gtkはクロスプラットフォームであることと、Win32APIより新しいためシンプルかつわかりやすいのが利点ですが、Windows環境でコンパイルするための情報が少ないという欠点を持っています。 そこで今回は、わたしなりに試行錯誤して確立した、Windows環境でのGtkアプリケーション開発環境についてまとめています。 追記:構築済み環境をgithubにて公開しています。 ファイルの取得 MinGWのインストール 今回はコンパイラにMin
前回のソースコード。 MinGWでGTK+3を使ったHelloWorldが成功した記念すべきコード。 入手先 開発環境 Windows XP Pro SP3 32bit MinGW 4.6.2 gcc 4.6.2 ライブラリ GTK+3 gtk+-bundle_3.6.4-20130921_win32.zip 参考元 libatk-1.0-0.dll libgdk_pixbuf-2.0-0.dll libgio-2.0-0.dll libglib-2.0-0.dll libgobject-2.0-0.dll libpango-1.0-0.dll 上記のDLLファイルをhello.exeとおなじディレクトリに配置すると実行できる。 ソースコード hello.c コンパイル コンソールを起動する 右のコマンドを実行する。gcc -o hello.exe hello.cpkg-config --
GTK+の最新ベータ版となるGTK+ 2.99.0が公開された。GTK+ 2.99.0はGTK+ 3.0の最初のベータ版に相当するバージョンで、GNOME 3.0とともにリリースされることになる。いくつものバグ修正や改善が実施されているが、もっとも注目されるのはシングルライブラリでマルチGDKバックエンドを実現している点にある。 現在のところサポートしているのはWin32、Quartz、X11の3つのバックエンド。Quartzバックエンドは今回新しく移植されたもので、これでWindows、Mac OS X、Ubuntuの主要プラットフォームをカバーしたことになる。シングルライブラリにおけるマルチGDKバックエンドの実現はマルチプラットフォームサポートのみならず、将来的にX11とWaylandの双方をサポートするうえでも重要になってくる。Ubuntu、Fedoraの双方ともにWayland採
MSYS の後継(?)とも言える MSYS2 では開発環境を 32bit と 64bit で併設できるらしい。 MSYS2 installer msys2 : MSYS2 GitHuB ページ Alexpux/MSYS2-packages : MSYS2 パッケージのリポジトリ Alexpux/MINGW-packages : MinGW 32/64 bit パッケージのリポジトリ MSYS2 / Wiki / MSYS2 installation : インストールガイド 追記 最近来られた方,古い記事でごめんなさい。 この記事については私のブログでフォローしています。 こちらの記事で分かりにくければ向こうも参考にしてください。 MSYS2 による gcc 開発環境の構築 ― MSYS2 のインストールから初期化処理まで — しっぽのさきっちょ | text.Baldanders.info
Windowsでコマンドラインの環境を整えるには、MSYS2が優秀だ。 デフォルトのターミナルはmintty、シェルはbash、パッケージマネージャとしてpacmanがついている。 Windowsのパッケージ管理ソフトChocolateyをインストールすれば体制は万全だ。 ソフトウェアのインストールをほぼコマンドラインだけで済ませることができる。 つまりシェルスクリプトを組めばバックアップやセットアップも自動化できるということだ。 あとは設定ファイルをgithubなどに格納してインストール用スクリプトを書けば完璧だろう。 MSYS2 - Minimal SYStem 2 MSYS2はWindows上で動くUnixシェル環境だ。 詳しくはWindowsで使えるターミナルとシェルのまとめを参照されたし。 よくMinGWと一緒に語られているが、MinGWはGCCなどの開発ツールをまとめたツールチ
Getting Started Getting Started News Package Index Documentation Development Other Topics Get Involved License Privacy Support & Contact Code of Conduct Software Distribution and Building Platform for Windows MSYS2 is a collection of tools and libraries providing you with an easy-to-use environment for building, installing and running native Windows software. It consists of a command line terminal
Setting up GTK for Windows Note: These instructions are intended for developers wanting to create Windows applications based on GTK, not for end-users. On Windows, GTK applications are typically bundled with GTK already, so end-users do not need to worry about how to install GTK itself. There are various methods to install GTK on Windows development machines. MSYS2This method is based on the packa
(2008.8.7) Gtk+/GNOME アプリケーションを開発するための、ユーザインターフェイスデザイナ Glade について。 (2017.6.6) 今どきのバージョンと gtk3 に合わせて更新。コンパイルエラーの除去など。 (2022.04) Glade は GTK4 に対応せず, もはや推奨されない。Glade Not Recommended. GNOME Builder も実装途上で、v42.0 時点で, GTK4 UIテンプレートを生成するが、UI Designer がただのXMLエディタ (笑う)。可能性がありそうなのは Juan Pablo Ugarte / Cambalache · GitLab Gladeとは GUIアプリケーションを作るとき、ウィンドウを開いたり部品 (コントロール) を配置するプログラムをいちいち手で書くのは現実的ではありません。余白などはプログ
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