集客施設への転用が検討されている大阪府立中之島図書館。奥は大阪市中央公会堂(大阪市北区で)=金沢修撮影 ギリシャ神殿を模した外観で知られる国の重要文化財・大阪府立中之島図書館(大阪市北区)について、橋下徹・大阪市長と松井一郎・府知事が、美術館やカフェなど集客施設への転用を検討していることがわかった。昨年度30万7695人の利用者があり、府立としては同市内唯一の図書館だが、約50万冊の蔵書を他の施設に移し、隣接する赤レンガの市中央公会堂(重文)も含めて中之島一帯を都心部の観光ゾーンとして売り出す考えという。 橋下市長が「素晴らしい歴史的建造物で、図書館である必要はない。美術館利用はできないか」と、松井知事に検討を呼びかけた。府市特別顧問で、府市統合本部の都市魅力戦略会議座長の橋爪紳也・府立大教授も同調した。蔵書を府立中央図書館(東大阪市)、市立中央図書館(西区)に移し、にぎわい施設として活用
(上)芝生の一部がはぎ取られたグラウンド(15日午後、関口寛人撮影)(下)はぎ取られる前のグラウンド(10月20日)=いずれも大阪府岸和田市立春木中学校で 大阪府岸和田市立春木中学校(高間裕博校長)で、同校野球部員の保護者らが、「練習に差し障りがある」として、グラウンドの芝生約3000平方メートルを無断で剥がしていたことがわかった。同校は、府の「みどりづくり推進事業」を利用し、グラウンド(約9000平方メートル)の全面芝生化を実施しており、府は修復されない場合、補助金の一部返還を求める方針で、同校は保護者側に原状回復を要求する。 同校によると、同校は昨年度、府の補助金300万円と地域住民らの寄付金など計約800万円で、グラウンドの芝生化を実施。苗の育成や芝生の植え付けなどは全校生徒や地域住民がボランティアで行った。 今年11月になって、野球部やソフトボール部の保護者らから「グラウンドが平ら
綿の黒い服を洗濯機で何度か洗っているうちに、赤っぽく変色してきました。なぜですか。 (和歌山県田辺市 寒川まさ代) 大手繊維メーカーや繊維関係の研究機関に聞きました。「綿の黒い服」といっても、繊維や染料の種類、染色方法のほか、洗濯方法や洗剤の種類などによって、色あせの理由は変わります。赤っぽく色あせた原因として、以下のようなことが考えられます。 タイヤのようにカーボンブラックという炭素を含んだ顔料で色をつける場合は、真っ黒な色にすることができますが、染料の場合は黒の染料といっても様々な色味があります。 具体的には赤みがかった黒、青みがかった黒、緑がかった黒などで、この中では赤みがかった黒の染料が使われることが多いようです。この場合、染料の中の不純物が度重なる洗濯で水に溶けていくと、赤みが目立つようになってしまいます。 また、繊維を黒く染める時、より濃い黒色を出すために、異なる色の染料で2
「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)の宣伝に一役買う「ひらパー兄さん」の2代目を決める選挙の投票が、10日から始まる。“現職”のお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さん(37)と、相方の吉田敬さん(37)による一騎打ちで、11月までの来園者の投票で多い方が就任する。 同パークは2009年、「誰も傷つけないツッコミが子どもたちにも慕われる」と小杉さんを初代「兄さん」に起用。しかし、吉田さんがテレビ番組などで「(小杉さんは)1回しかひらパーに行ったことがない」などと発言し、「子どもの頃から何回も訪れている自分がふさわしい」と主張。周囲に選挙への機運が高まったため、同パークが実施を決めた。 同パークでは投票に先立ち、2人の主張を載せたポスターを園内に掲示。4月21日から園内で2人への応援メッセージを受け付けたところ、6月末現在、小杉さんが1万6295通と、8240通の吉田さんを一歩リード。
京都教育大(京都市)の学生6人が集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、当日のコンパの際、一気飲みの速さを競う「ダービーゲーム」が繰り返され、被害者の女子大生(当時19歳)も、このゲームで一気飲みを何度も強いられていたことが、京都府警の調べでわかった。女子大生は深酔い状態で前後不覚になっていた。逮捕された当初、容疑を認めていた1人が供述を変え、現在は6人全員が否認しているという。 学生らが主催した卒業生の送別コンパで、2月25日夜、京都市内の居酒屋4階の大広間に学生約90人が集まって開かれた。 参加した学生らによると、席はくじで決められ、飲み放題の瓶ビールが行き渡ると、下級生が4年生につぎに回り、返杯を受けるようになった。 その後、学年や所属クラブなどのグループごとに、一気飲みをする「ダービーゲーム」がスタート。このグループ内で最下位になった学生は再度、一気飲みをさせられ、会場は盛り
「周囲も協力を」型へ転換 「みんなで赤ちゃんを守ろう」――。関東の鉄道事業者や子育て支援グループなどがこう呼びかけるポスターを作り、電車でのベビーカー利用に関するキャンペーンを3月から始めた。街にベビーカーが増える中、「利用は親の責任」から「周囲もご協力を」へと、理解を求める姿勢に変わりつつある。 (榊原智子) 東京都西東京市の岡崎砂綾子さん(36)は、長男(3)が歩き始める前、外出での苦労が絶えなかった。エレベーターのない駅で子どもと荷物、たたんだベビーカーを抱え、階段を下りるのが怖かったという。「母親は我が子を守らねばと過敏になり、何気ない言葉にも傷つく。周囲がもう少し優しければと思いました」 岡崎さんは、東京都が主催する「子育て応援とうきょう会議」の呼びかけで、鉄道事業者21社と都福祉保健局、子育て支援グループが集まる意見交換会に、母親の立場で参加。日頃の思いを伝えた。 この会は、鉄
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く