祖業であるCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)からセキュリティーに事業の軸足を移してきた米Akamai Technologies(アカマイ・テクノロジーズ)。今度はパブリッククラウドに挑む。米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)など競合がひしめく市場にこれから参入するというのだ。 「当社で最大の製品ラインは今はセキュリティーだが、今後はコンピュート(ITインフラストラクチャーのサービス)が最大になるだろう」。アカマイのトム・レイトンCEO(最高経営責任者)は2023年3月2日に東京都内で開催した記者会見でこう述べた。 CDN事業者として知られるアカマイだが、今期(2023年1~3月期)はセキュリティーが、同社における最大の事業になりそうだ。具体的にはWAF(Webアプリケーションファイアウオール)やSWG(セキュアWebゲートウエイ)、IA
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