「がんばってください」「『蒟蒻畑』が大好き。また食べられる日を待っています」−。兵庫県の1歳男児が窒息死した事故を受けマンナンライフ(群馬県富岡市)がミニカップ入りこんにゃくゼリーの製造を中止して2週間。同社にとって「思いがけない事態」が起きている。連日多数寄せられているメールや電話の98%が同社を激励する内容だというのだ。ネット上の署名サイトでもこんにゃくゼリー販売中止に反対する署名数が2万を突破。同社への"エール"は大きくなる一方だが、いまだ製造再開のめどは立っていない。地元からは"市のシンボル的存在"である会社の"危機"がもたらす地域経済への影響を心配する声も上がっている。 署名数4万突破の可能性も 同社品質管理室によると、メールや電話は国民生活センターが兵庫県の事故を公表した先月末から急増。今月2日、野田消費者相が同社の幹部に自主回収などの自発的検討を要請したことが報道されると、「