誰か1人のミスの責任をグループ全体に負わせる――いわゆる連帯責任というやつだが、学生の頃、これで自分も罰を受けたという経験がある人は結構多いだろう。 よくあるのが、授業中に誰かが大騒ぎしていてクラス全体の責任にされたり、誰かが公園にゴミを散らかしてしまい学校全体が使用禁止になるといった例だ。 思い出してほしい。あなたはそんなとき、どのようのな気持ちになっただろうか? 素直に自分の非を認める気になっただろうか? オーストラリアの研究によると、個人主義と自由主義が根付いた西洋社会にとって連帯責任を子供たちに負わせることは効果がないばかりか、学校嫌いを増やす結果になるという。 なぜ連帯責任を負わせようとするのか 連帯責任は一見すると、学生をルールに従わせるにはとても効果的に見える。それゆえに、たとえばオーストラリアでは一般的なクラスの管理手法であるという。 休み時間を与える代わりに、クラス全体で

