全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は10月10日、全国銀行データ通信システムの不具合を巡り、すでに受け付けた振込の対応方針を変更した。当初は「バックアップ手段を用いて、受付済の取引については、本日中の着金を予定している」と説明していたが「現在、バックアップ手段を用いて、振込取引の処理を実施している」と発表文の表記を改めた。 全銀ネットは「バックアップによって、本日受け付けたものの作業を進めてているが、量が多くて本日中に対応しきれるかの見通しが立たなくなった。そのため正確な表記に改めた」と説明した。 全銀ネットは同日、システムの不具合で三菱UFJ銀行やりそな銀行など11行で他行宛の振込ができない状態になっていると発表。同日午後4時半時点ごろには原因は調査中、復旧時期は未定としながら「受付済みの振込は本日中に着金する」と発表していた。同日午後7時50分現在も原因や復旧時期などは明らかに
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