評論とおたくに関するlepantohのブックマーク (8)

  • 「BLUE DROP」に見る、特別化されゆく「少女」の姿 - たまごまごごはん

    ●マンガの少女は芸術の域に向かっていると思うのヨ。● 澁澤龍彦「少女コレクション序説」を愛読し、進化の究極形態が少女だということを「エコール」で勉強して育ったたまごまごです。こんにちわ。 最近自分の中身が「百合星人ナオコサン」状態だなあと感じることがあります。というのは別に幼女好きというわけではなく、物語・マンガに出てくる少女イメージがあまりに美化されていて、記号化された少女に芸術を感じるようになってきたからです。 ああ、まって、石を投げないで。 というのもあまりオオゲサな話ではないと思ってるんですってばよ。いやほんと。 今の一部のアニメ・マンガ文化はある意味少女像を一つのシンボルにして育っているんじゃないかなと思うんですヨ。宮崎アニメの少女は言うまでもなく、「ネギま」などのような作品に至っては各種少女のエッセンスを濃縮することで、男でも女でもない「少女」が一つの性として完成しているんじゃ

    「BLUE DROP」に見る、特別化されゆく「少女」の姿 - たまごまごごはん
    lepantoh
    lepantoh 2007/01/13
    ジェンダーレスワールドの愛の実験を鏡写しにしたような文/で、結局その「性を付与された」とか「人形」といった受動的な存在と読み手の主体はどう関わっているのか不明…。/イメージの中で従事させられるもの←?
  • 2006-01-03

    あまりにもツッコミどころ多い、田透『萌える男』 イキナリ冒頭からかます「萌える男は正しい」宣言。煽りすぎ。そんな押し出しはマズいだろー。たとえそれが、孤高の非現実だろーが、ハタ迷惑なオレ様妄想だろーが、そもそもマスターベーション〜複数関係を伴った性行為を実践するセックス・コンシャスを含めたライフスタイルとその多様な選択枝は趣味の範疇、個人の自由意志。各自勝手に(自己責任で)ラヴラヴになるなり燃えるなり萌えるなりサメるなり萎えるなり降りるなり諦念するなり絶望するなり無視するなりして観念してれば、それでいーのである。正/不正をハク付けすることがらでは毛頭ない。 なのに自己正当化を主眼としてしまったトーンが濃厚な書は、『電波男』『電波大戦』とは違って、その分だけ無理に無理を重ねて至る所ベタとなったネタの再構築を「脳内妄想」に束ねるという方法論の飛躍強調に始終した結果、論証放棄となり、非モテ

    2006-01-03
  • 『萌える男』 本田透著  ひきこもりのススメ① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    有閑マダムさん の萌え男への書評を読んで、、、コメントを書こうと思ったのですが、思わず長くなったので、記事で上げさせていただき ます。(あのダメならばマダムさんの部分は削除しますので、いってください)。 http://ameblo.jp/dvdrentallife/entry-10011155368.html#cbox この話は、「誰が?」によって、スゴイ変わるので、興味深い意見でした(笑) 失礼な言い方ですが、あまりに ちゃんとした大人の女性の意見からは、こうなるぞ!という見 であった、と思ったことと、 この「萌える男」系統の意見には、実は僕は、ある大前提が隠されている、と思っているのです。 たぶん、そのことが、ちゃんと伝わって いない、と思うのです。 彼の議論の進め方は。 それは、 コミュニケーションによって実りがもたらされることはない、 という世界観・前提 です。 もう少し、細かく

    『萌える男』 本田透著  ひきこもりのススメ① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    lepantoh
    lepantoh 2006/11/13
    >ようするに「女どもが自分の権利なんて主張しないでおとなしくしていれば世の中うまくいく」と言っているわけですから。
  • 七里の鼻の小皺 - 対象をもたない愛(1)――「萌え」・「大切な何か」・『トップをねらえ2!』・『Anisopter』

    対象を失った愛は、涙の国の極限でわれわれに明日を与える。この世では手に入らないものを愛していると自覚しながら、なおこの愛のための抜け道を人生のなかに探すとき、われわれは、結局は一度も与えられなかった世界、輝かしい無償性を受け止めてくれるはずだった世界の可能性を生き始める。「萌える」とは、対象をもたない愛の感情である。その強さは、愛の不可能性を恥じながら、結局は何も諦めきれないだろう自分への矜持を辛うじて持続させようという意思に、遠い理由をもっている。この愛が、自分の心の内に根を降ろしていて、そしてまた、自分自身の他には行き着く先をもちえないだろうという意識のうちに、「萌える」という単語の植物的自発性が慎ましく場所を得ているのだ。「萌える」という言葉については、重要なことはまだほとんど何も言われていない。人々はあまりにもしばしば、この言葉について比喩的に語り、類似性のうちにそれを見失ってきた

    lepantoh
    lepantoh 2006/11/06
    対象を持たない愛としての萌え
  • 「荻上さんに自己投影し、トラウマ克服のファンタジーを楽しむ」という構図 - シロクマの屑籠

    『げんしけん』八巻を貪るように読んだ。いい話だなぁ。『げんしけん』は、ぬるオタコミュニティのネガティブな面を丁寧に除去し、楽しさと可笑しさに焦点をあてて描写したファンタスティックなオタク漫画だが、この八巻における“荻上恋愛物語”もまた、理想的なオタク物語に違いなかったと思う。 この、“荻上恋愛物語”をかいつまんで説明すると以下のようになるだろうか。 オタクならではのトラウマ体験を刻み込まれた荻上は、オタクとしての自分に自己嫌悪を抱きつつも、どうしてもコミケ通い・同人趣味をやめる事が出来ずにいる。そのため、自分だけでなくオタク趣味オタク仲間に対しても屈折した勘定を抱え続けている。 しかし、大学の現視研で異性(ささやん)に出会い、不器用ながらも惹かれる荻上。最初は頑なな彼女だったが、ハードなやおい趣味のカミングアウトと承認を通して、遂に過去のトラウマを克服しはじめる。オタクとしての自分自身に

    「荻上さんに自己投影し、トラウマ克服のファンタジーを楽しむ」という構図 - シロクマの屑籠
  • 「男の子」とフェミニズムについていろいろよくわからないこと。 - さかさまつげ

    「深夜のシマBlog」の『バックラッシュ!』非難を読んでいるうちにふと連想したのは、まるで無関係っちゃ無関係なのだけれど、フェミニズムが(ある種の)男の子たちを抑圧した、という前提で書かれているとおぼしき更科修一郎氏のこの文章だった。70年代後半の乙女ちっく少女漫画が「少女幻想」という抑圧から、フェミニズムによって少女たちが解放されていく以前の表現、抑圧下で生まれた表現であるが故に、フェミニズムによって抑圧された男の子たちのための物語として機能したのだ。つまり、この時代の少女漫画が発見した少女の自意識と身体性に対する不安が、現代を生きる美少女ゲームユーザーな男の子の自意識と同期してしまったのだ。「『月姫』までの長い途─ぼくらのリアルと美少女ゲーム─」http://www.ann.hi-ho.ne.jp/cuteplus/ncp/coco01.html#004 そもそもこの文を読んだのはA

  • 『おたく』の研究 | 漫画ブリッコの世界

    漫画ブリッコ」をネット検索すると、一番多くひっかかるのが、やはり「おたく」という単語の起源として取り上げられているものになります。 正直、「漫画ブリッコの世界」で、この部分を取り上げるのは気が引けていました。というのも、この単語は、その後あまりにも「成長しすぎてしまった」からです。 うかつに取り上げるのが正直、怖くもありました。 しかしながら、「漫画ブリッコ」のサイトをやっている以上、やはりこのことについて触れないのは、片手落ちのような気がします。 そこで、ここでは批判も予測しつつ、「『おたく』の研究」全文を載せることにしました。 「『おたく』の研究」は、ミニコミ誌「東京おとなクラブ」の「漫画ブリッコ」内での出張版「東京おとなクラブJr.」の1コーナーとして、中森明夫氏が連載をスタートさせました。 その内容は、当時人気だったアニメ「ヤマト」や「ガンダム」、「カリオストロの城」などに夢中に

  • [小説目次] - Something Orange

    2020-09-18 『タイタニア』のアリアバートとジュスランは田中芳樹によるキャラクター造形の最高傑作である。 文芸業界でよく使用され、最近はだいぶシニカルに語られるようになったクリシェ(決まり文句)に「人間が描けている」というものがある。 反対に「人間が描けていない」という形で使われることも多くあり、これはミステリ界隈などで批判的に使用されてはさま… 『タイタニア』のアリアバートとジュスランは田中芳樹によるキャラクター造形の最高傑作である。 2020-09-11 つるの剛士はほんとうに「差別扇動」を行ったのか? この一連のツイートが肯定的な文脈で伸びているみたいですね。 差別したという批判には絶対に答えず、形式上謝っておいて、世間の同情を集める、典型的な日型謝罪です。意外にもこのツイートは、戦術的に考え抜かれた日型謝罪なので、簡単に解説しておき… つるの剛士はほんとうに「差別扇動」

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