ドイツ語の印刷物の活字は、いまはアンティークワ(Antiqua [アンティークヴァ])っていう英語とかとおんなじ活字をつかってるけど、むかしはフラクトゥーア(Fraktur、ドイツ文字、「亀の甲文字」)っていうゴシック体の一種をつかってた(→「ドイツ文字(フラクトゥーア)とドイツ語の筆記体」)。そのフラクトゥーアで Fraktur と Antiqua って単語をかくとこうなる。 このフラクトゥーアをつかってたころ、外来語(っていうかラテン語の単語?)だけにはアンティークワをつかうなんてことをやってたことがあった。日本語で外来語をカタカナでかくのとおんなじようなもんかな。当時はラテン語もいまよりつかわれてたけど、そのラテン語の文章の活字も当然フラクトゥーアじゃなくてアンティークワだった。 たいていは、その外来語全体がアンティークワになってるけど、なかには語幹の部分だけアンティークワで語尾はフ