米Googleは10月9日(米国時間)、ビデオ共有サービスの米YouTubeの買収で合意したことを発表した。総額16億5000万ドル相当の株式交換を行い、買収完了後もYouTubeはブランドを保持し、現状のままの運営を続ける。 YouTubeは2005年2月に元Paypal社員によって設立された。ビデオ共有サービスを開始してからしばらくは低空飛行が続いたが、同年12月にNBCのサタデーナイトライブの映像が公開され、問題になってから急速に成長し始めた。現在のビデオ・アップロード数は1日約65000本、ビデオ視聴数は1日1億を超える。PCユーザーの関心が高まっているビデオ共有サービスの中でも、ユーザー数で他を圧倒している。そのためテレビや映画産業も新たなコンテンツ配信手段としてYouTubeとの提携を模索しているが、YouTubeには著作権侵害行為を防ぎきれていないという問題がある。人気とリス