分類学などの研究技法の一つに「透明標本(透明骨格標本とも)」があります。 Wikipediaによると、「透明標本」は骨格標本の作製が困難な小型の魚類や、発生途上の胚の骨格要素を観察するために編み出された技法で、特殊な薬品を用いることでたんぱく質を酵素により透明化し、硬骨と軟骨を染色して、生物が生きていたときの位置のまま、立体的に骨格を観察できるようにしたものだそうです。 今回ご紹介する『新世界『透明標本』 冨田伊織 』は、その「透明標本」の美しさを紹介した写真集アプリです。 収録作品は冨田伊織氏によるもので、魚類、甲殻類、爬虫類、哺乳類などに分類され、50種類以上の作品とイメージカット集が収められています。 スワイプで前後の写真に切り替え、画面をタップするとバーを表示。 左上の吹き出しのアイコンをタップすると、作品の情報を表示します。 「標本」という言葉からイメージするものとはかけ離れた、