PCとスマートフォンでファイル共有可能なクラウドサービスが広がっている。EvernoteやDropboxなど、すでにお世話になっている向きも少なくないはずだ。 筆者の場合、それらのサービスで「PDF」をよく扱う。プレスリリースなどPDFで配布される書類は、すぐにクラウド上へアップロードして、いつでもiPad/iPhoneで閲覧できるようにしているのだ。以前はFAXが多かったゲラ(校正紙)も、いまやほぼ100パーセントPDFでやり取りするようになったので、迷わずクラウド送り。取材や打ち合わせのため移動中の車内で読み、喫茶店など落ち着いた場所でMacに作業を移しPDFに書き込めば、校正作業終了だ。 ただし、それはページ数の少ないときの話。ページ数が増えれば書き込みたくなる項目も増えるため、一度プリントアウトして手書きしたほうが作業は早く終わる。iOS 4.2でサポートされた「AirPrint」