宗教を信仰する親に育てられ、悩み、葛藤する「宗教2世」を題材としたノンフィクション漫画「『神様』のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」が6日、文芸春秋から出版された。自身も宗教2世の漫画家・菊池真理子さん(50)が、当事者に取材、自身を含む7人の姿を描いた。「宗教そのものは否定しないが、子どもの信教の自由も尊重してほしい」と訴える。(文化部 田辺里咲) 【写真】自身も宗教2世の漫画家・菊池真理子さん 菊池さんには、アルコール依存症の父と、新興宗教信者の母がいた。自身と妹も母と同じ宗教団体に入信したが、父だけは無宗教を貫いた。いくら尽くしても、宗教を理由に父から冷たく当たられる母は、関係修繕を祈って、ますます宗教に傾倒。信者仲間から頼られる存在だったが、それも次第に重荷になっていった。夫との関係にも、宗教活動にも疲れた母は、菊池さんが14歳の時に自死。「誰よりもまじめに信じていたのに、な
山形大学は6日、米のたんぱく質を原料に肉に代わる「代替肉」を作ることに世界で初めて成功したと発表した。将来、新たな代替肉として普及することが期待されるという。 肉などの動物性のたんぱく質は、生産や輸送の過程で、大量の温室効果ガスを発生させることから、近年、環境への影響が指摘されている。こうした中、山形大学の渡辺昌規教授は、食品メーカーと共同で、米のたんぱく質から肉の食感などを再現した「代替肉」を作ることに世界で初めて成功した。原料は米ぬかからこめ油を抽出する際にできる「脱脂米ぬか」というものだ。こめ油を作る際は原料の8割以上が「脱脂米ぬか」として残り、その多くは廃棄されるため利活用が課題となっていた。この代替肉は国内での自給が可能なほか、アレルギーの原因となるアレルゲンがないことなどが特徴で、将来、新たな植物由来の代替肉として普及することが期待されるという。また、収益性が高い持続可能な農業
オーストラリアのシドニー大学は10月12日、シドニー大学物理学部博士課程の学生であるZIteng Wangさん率いる研究チームが、ASKAP(Australian Square Kilometre Array Pathfinder)電波望遠鏡の観測データを使って、私達の天の川銀河の中心部から奇妙な点滅・増減を繰り返す謎の電波がやってきていることを検知したと発表しました。この電波の特徴は既知の変光する電波源とは一致せず、この電波を放射している天体については全く正体不明だといいます。 研究チームが今回検知した電波には奇妙な特徴がいくつかあります。 まず、不規則に点滅を繰り返し、その強さも弱くなったり強くなったり不規則に変動します。その強さの変動の幅は100倍ほどにもなるといいます。 また、とても強く偏光していて、しかもその偏光の振動の方向がクルクルと回転しているというのです。なお、光は波として
実業家の堀江貴文氏(48)が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。菅義偉首相が自民党の次期総裁選に不出馬の意向を表明したことについて語った。 【写真】緊急事態宣言の8道県追加などを決め、記者会見する菅首相=8月25日、首相官邸 堀江氏は「すごいニュースが飛び込んで参りました」とこの話題を取り上げ、「二階(俊博)さんには、菅さんのカードの他に石破(茂)さんというカードも持ってるらしくて。石破さんは党員選挙だったら強いんですけど、安倍(晋三)さんと麻生(太郎)さんの派閥は、恐らく岸田(文雄)さんに投票するんじゃないかなと。少なくとも、自民党の議員選挙だったら、岸田さんが有利な状況になると思います」と、今後の動きについて推測。 また、次期内閣総理大臣が100代目になることから、自民党の高市早苗前総務相の女性初の首相を望む声や、河野太郎行政改革担当相にも意識が向けられていることにも触れ、「非
静岡県内の無人駅「来宮駅」で車イスの階段移動を巡ってトラブルになったことについて、コラムニストの伊是名夏子さん(38)がJ-CASTニュースの取材に応じ、当日の状況などを改めて説明した。 JR東日本横浜支社では、「乗車拒否とは認識していない」としたが、伊是名さんはこれに反論した。駅員の意識が十分ではなく体制に問題があるとして、障害者への合理的配慮が「努力義務」とされる障害者差別解消法にしっかりと対応すべきだとも訴えた。 ■「事前に調べるべきはごもっともだが、『案内できない』の1点張りだった」 伊是名さんには、ウェブ会議サービス「Zoom」を通じて、2021年4月7日にインタビューし、ネット上で出ていたいくつかの疑問について話を聞いた。 ――来宮駅には、下りのホームに階段がないのではとお思いになって行こうとされたとのことですが、今考えれば、事前にJR側に確認すべきだったというお考えはないです
年金暮らしの60代夫婦は36歳の次男と同居している。次男はここ15年以上医学部を目指して勉強しているものの合格できず、アルバイトを含めて働いた経験が一度もない。問題は、夫婦の預貯金が少なく、家計も年数十万円の赤字であること。医学部の学費や老後資金をどうしたらいいのかをファイナンシャルプランナーに相談すると――。 【この記事の画像を見る】 ■医学部受験を15年以上続けている36歳「医師になれば一生食える」 筆者に相談にきた、父親(67)と母親(69)は沈痛な面持ちだった。 聞けば、次男(36)が初めて大学受験をしたのは18歳のとき。当時は、理工学科や情報工学科、数学科などの理系学科をいくつか受験したが、残念ながら全滅。受験の失敗後、2年くらいは家から出られず、ひきこもり状態になった。 20歳を過ぎてから、大学受験を再開。ここからの受験は、志望学部を医学部に切り替えた。「卒業して、医師免許を取
新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。このコロナ禍を、そして、コロナによって大きく変わる世界をどう生き抜いたらいいのか。とりわけ非正規雇用の割合の多い女性の雇用は悪化し、自殺者も増えている。 【写真】馬鹿であっても無知ではいけない。身に着けるスキルとは そのヒントの一つになりそうなのが、福山市立大学名誉教授の藤森かよこさんが上梓した『馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。』(KKベストセラーズ)だ。本書は「低スペック女子向け」の異色の自己啓発本として大きな反響を呼んだ前著(『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』)の続編でもある。「世界があなたを必要としなくても、あなた自身が世界に居座れ!」と説く藤森さんに、近未来予測と、“持たざる者”のサバイバル術を伺った。 * * * 「人間が余る」時代が近づいてい
気持ちは分かるけど、お前それはどうなんだという事案が勃発し、新年早々ネット界隈に華を添えていたのが表題の物件です。 この記事の写真はこちら ことの経緯は、我らが総理大臣・菅義偉さんと会食を共にした落合陽一さんについて、古市憲寿さんがテレビでいじり気味に触れたところ、落合陽一さんが激怒。Twitter上で古市憲寿さんへの誹謗中傷をぶちまけておったという内容です。 さらには、それについて詳細を報じた東京スポーツに対して落合陽一さんが記事削除を直談判するため東スポ編集部に闖入するというビートたけし状態となり、騒然となりました。そんな落合陽一さんの行動ポイント消費に対して東スポ側も男気を見せて記事を削除。「いや、記事削除すんなよ」と思いながらもプロレスを愛する東スポの心意気にはネットにも感動の声が広がります。 もともと、落合陽一さんと古市憲寿さんは対談などしてその内容の意味不明さゆえに炎上までして
今や新型コロナウイルス感染症の感染者は870万人に達しており、このうち46万人(5.3%)の方が亡くなられています。 つまり9割以上の方は新型コロナウイルス感染症から回復していることになります。 一般的に、感染症に罹患し回復した人は一定の期間は感染しなくなることが多く、例えば麻しん(はしか)には一度罹ると生涯感染しないことが多いとされます。 一方、性感染症である梅毒は一度感染しても何度でも感染する感染症です。 新型コロナについては感染者に免疫ができるのか、できるとしたらどれくらい持続するのかに関心が寄せられていましたが、先日中国から抗体は長期間持続しない可能性があるという報告が発表されました。 集団免疫とはスウェーデンは集団免疫を獲得することで流行を封じ込める方針を取っています。 これは政府によるロックダウンなどの強力な介入は行わず、新型コロナに対する免疫を持つ人を増やすことで集団免疫を早
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く