兵庫県を訪れ、ホテルオークラ神戸に宿泊しました。既に取り壊しを受けた虎ノ門のオークラ東京には数えきれない程訪れており、自分の十八番の一皿は某名誉料理長よりレシピを教わったチャーハンだったりします。自分が成人してからも結婚式の披露宴、子供達の七五三のお祝いの席とオークラには少なからぬ縁を感じていたホテルでした。オークラ神戸はオークラ東京に似ている兄弟分だとよく聞くのでいたので、期待に胸を膨らませて初めて訪れた時の話しになります。 オークラの文字を横目にタクシーで入口に着き、東京の本館のロビーを思わせる開放感のある吹き抜けの空間が目に入ると、スタッフよりチェックインカウンターへの案内を受けました。少し思い込みが強いかもしれませんが、クルマ寄せからフロントに至るまでに既視感というかオークラの匂いが感じられたようにすら思えました。 エレベーターの天井の装飾で、花は紫陽花。ホテルオークラ神戸は昭和か