今年創立50周年を迎えた札幌大学では、我が国の文化功労者でもある故山口昌男元学長(以下、山口先生)の知的営為を未来への遺産とする取り組みの一環として、山口先生の自宅の居間を札幌大学西岡キャンパスに再現する「札大×山口昌男プロジェクト」を進めています。 このプロジェクトは、山口先生のご遺族から寄贈いただいた蔵書や家具、約1万8千点を順次展示するスペースを兼ねながら、山口先生が原稿執筆に使われていたご自宅の居間を本学図書館2階に再現するものです。 このスペースは本学図書館地階に整備されている「山口文庫」とともに、現代に生きる私たちが山口先生と対話できる場所として整備するため、コミュニケーションの広場を意味する「ヘルメスの部屋」と仮に名づけられています。一般への公開開始は、今夏末から今秋初め頃になる予定です。 このプロジェクトには、山口先生のご遺族や本学関係者だけでなく、山口先生を敬愛してやまな
富山大付属図書館(富山市五福)で、大学院生が後輩の「学修相談」に応じるブースを構えている。特に四月に入学したばかりの新入生には頼りになる存在で、図書館情報課の伊藤芳人さん(35)は「身近な大学院生だからこそ、気軽に相談できるはず」と活用を呼び掛ける。 ブースは毎週水、金曜日の午後一時から二時間、図書館の正面玄関に設置。文系と理系の大学院生が交代で一人常駐する。リポートの書き方や図書や論文の探し方、学生生活など幅広い相談に答えている。図書館が企画し、昨年十月の後期から開設。七人の大学院生が担当しブースに常駐するほか、資料の集め方やワードやエクセルで論文を書く方法に関する講座も開いた。 本年度は十九日からブースを設けた。初日は数学を専攻する大学院生が数学の勉強方法について相談に乗った。二十一日は人間発達科学研究科の修士一年三井聡さん(22)が担当。「新入生の時、図書館の資料の種類がありすぎてど
日本体育大学は、横浜・健志台キャンパス(横浜市)内に、健志台分館と保健医療学部・新学部用図書館を統合したキャンパス図書館の整備に向けた取り組みに着手する。今後、構想に基づき、整備を進める。スケジュールや規模は未定。 横浜・健志台キャンパスの敷地面積は青葉区鴨志田町1221-1の敷地17万2341㎡。教室、研究室、事務室、健康管理センター、スポーツトレーニングセンターなどが入る百年記念館のほか、3棟の体育館、陸上競技場、体操競技館、プール、ラグビー場、サッカー場、野球場、テニスコートなどの体育・スポーツ施設がある。 このほか、女子志願者増加と女子学生の満足度を高めることを意識した施設整備や、設備の修繕等管理、運動施設の修繕、バリアフリー化などを進める。 東京・世田谷キャンパス(東京都世田谷区深沢7-1-1の敷地3万9894㎡)の再開発計画は2012年に完了している。
手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫らが暮らしたアパート「トキワ荘」に関連した資料や模型などを展示した企画展「トキワ荘のマンガ家たち」が新宿区中落合の目白大学新宿図書館で開かれている。それぞれの漫画家の代表作や関連書、ゆかりのスポットを記した地図など約200点を展示。実際に手に取って見ることもできる。 豊島区南長崎にあったトキワ荘は1982年に解体された。区では跡地に記念碑を設置するなど、漫画を通じた町おこしに取り組んでいる。2020年3月にはアパート外観を復元したミュージアムを開館する予定だ。 目白大はトキワ荘のあった通りに近い立地。同大はこれまで、地元商店街などと連携して、全長300メートルのモザイクアートを描くイベント「夢の虹」や、学園祭でのスタンプラリーなどを開催してきた。 豊島区南長崎の町会や商店会は、地域活性化を目指し「としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会」を設立しており、
近畿大学に革新的な図書館が開館した。4月6日「アカデミックシアター」オープン近畿大学の東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)に4月6日、「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」という新たな学術拠点がグランドオープンする。 敷地約8万6710平方メートルに、5棟の建物で構成。「女性専用室を完備した24時間利用可能な自習室」や「米ニュース専門放送局CNNプロデュースカフェ」など、革新的な内容だ。図書館にマンガ約2万2千冊を収蔵特に注目されているのが、中核となる図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」。2階建てで、2階はなんと「マンガ」がメイン。 蔵書数約7万冊のうち、約2万2000冊(約31パーセント)をマンガが占める画期的な大学図書館だ。ネット上で「蔵書が気になる」と話題に同館の革新さは注目を集めており、ネット上に反響が続々。「凄いな」「近大のこういうところが
図書館では、5月27日(土)にブックハンティングを企画し参加者を募集しています。読みたい本、研究で必要としている本、友達に紹介したい本等を選書(選定)し、図書館の選定基準にそって所蔵資料として相応しいと思われる図書を購入します。また、購入した図書は、図書館に展示して貸出を行います。その際、ブックハンティングの参加者の方には、POPづくりのご協力もお願いしております。 日 時:5月27日(土)11:45~16:00 場 所:三省堂書店 神保町本店 募集人数:15人(在学生対象) 申込期限:5月10日(水)12:00 ※募集人数に達した時点で受付を終了します。 参加をご希望される方は、募集要項を確認の上、下記アドレスまでメールにてお申し込みください。 lib-tenji(a)komazawa-u.ac.jp ※(a)を@に変更してください 2017 第1回ブックハンティング募集案内
関東学院大は4月10日から、横浜市金沢区の横浜・金沢八景キャンパス図書館本館で、2017年2月に88歳で亡くなった児童文学者・佐藤さとるさんの功績を記念した特別展「佐藤さとるとコロボックルの世界」を開催する。28日まで。 佐藤さんは、アイヌの伝説に登場する小人をモデルにしたコロボックル物語シリーズなどファンタジー作品で知られる。神奈川県横須賀市出身で、1949年に旧制の関東学院工業専門学校建築科(現在の関東学院大建築・環境学部)を卒業。横浜市職員や中学校教諭を務めた。59年にコロボックル物語シリーズ第1弾「だれも知らない小さな国」を自費出版し、毎日出版文化賞を受賞。67年には「おばあさんのひこうき」で野間児童文芸賞、2007年には「本朝奇談(にほんふしぎばなし) 天狗童子」で赤い鳥文学賞も受賞し、数多くの童話やエッセーを残した。
近畿大学(大阪府東大阪市)の複合施設「アカデミックシアター」が6日、オープンした。計7万2千冊の蔵書のうち漫画が2万2千冊を占める新図書館や、24時間利用可能な自習室など計5棟で構成する。大学は「学生の知的好奇心を刺激し、常識を打ち破る実践の場にしたい」としている。 図書館は、従来の図書館で使われる図書分類ではなく独自のテーマで分類する。1階は書籍3万冊を33テーマに分けた。物理分野なら「光と物質のドラマ」、化学分野なら「分子たちの冒険」など。2階は「文学をマンガする」「仕事術と処世術」など33テーマに分け漫画2万2千冊、新書や文庫2万冊を配架した。 監修したのは、本を通じた様々なプロジェクトを手がける編集工学研究所(東京)の松岡正剛所長で、「漫画をきっかけに関心を広げ、本を読み進めていく仕掛け作りを進めたい」と語る。 近大生以外でも図書の閲覧は可能で、登録をすれば借りることもできる。(沢
近畿大学の東大阪市のキャンパスに24時間、いつでも利用できる自習室や、蔵書がおよそ7万冊の図書館などを備えた施設がオープンしました。 敷地には合わせて5棟の建物があり、この中には24時間いつでも利用できる自習室が整備されました。 自習室にある、およそ250席のうち、100席は女子学生の専用スペースで、勉強に集中できる環境になっています。このほか、図書館には、およそ7万冊の書籍などがそろえられました。 大学によりますと、蔵書の3割に当たる、およそ2万2000冊を漫画が占めていて、活字離れが進む学生たちが本に親しむきっかけになればと、今回、初めて採り入れたということです。漫画の周囲に関連する書籍が配置されるなど工夫も施されています。 近畿大学の増田大三副学長は「新たな学びを生み出すには、それにふさわしい施設が必要だと考えて企画しました。近畿大学ならではのユニークな取り組みとして、アピールしてい
近畿大学が、漫画を中心にした新たな図書館をオープンさせました。一般の人も登録すれば利用できるということで、大学に漫画喫茶をつくるのかといぶかる方もいますでしょうが、そこにはいまどきの学生を図書館へと呼び込む大学側の戦略がありました。 「今年の入試で志願者数全国一の近畿大学です。キャンパスでは部活動の新歓が行われていて活気がありますが、そのキャンパス内に真新しい近未来的な図書館が誕生しました」(神崎智大記者リポート) 総工費500億円を投じキャンパスの再開発を進める近畿大学。6日、完成した新たな学習施設の中心となるのが、全面ガラス張りの図書館「ビブリオシアター」です。古めかしい図書館のイメージを覆す明るくて開放的な空間が広がっていますが、注目は2階の書棚。並んでいるのは2万2000冊の漫画です。 「2万冊を超える漫画はさまざまなジャンルごとに分けられています。この棚は『近大生のためのハ
近畿大学(東大阪市小若江3)東大阪キャンパスで3月28日、整備を進めてきた新エリア「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」の内覧会が行われた。 編集工学研究所所長の松岡正剛さん 2014年7月に計画を始めた「超近大プロジェクト」では、東大阪キャンパス内に文芸学部棟、法学部棟、国際学部棟と順次校舎を建設し、第1期の最終工事として約8万6710平方メートルの敷地に5棟からなる「アカデミックシアター」を建設。文理融合による「実学教育」の拠点とし、学生が主体的に学べる環境を整えた。第2期工事では食堂や実験棟などを建設し、2020年の完成を目指す。2期工事を含む総事業費は約500億円。 5棟の中心には、中核施設となる新図書館「ビブリオシアター」を配置。編集工学研究所所長の松岡正剛さんをスーパーバイザーに迎え、独自の図書分類「近大INDEX」で約7万冊の書籍を配架。1階は「New
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く