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ブックマーク / www.sankei.com (49)

  • ビールの本が勢ぞろい 愛知の図書館、キリン寄贈

    コーナーはジョッキに注がれたビールをイメージしたデザインの高さ約3・6メートルの棚で区切られている。棚の制作費は市が負担し、キリンビールはを寄贈した。 古代のエジプトで造られたビールを研究したや、酒の話題が登場する漫画「美味しんぼ」などを収蔵した。蔵書は順次、増やす予定という。 キリンビールは1962年、清須市で名古屋工場の操業を始めた。コーナーの開設は地域貢献の一環。図書館の利用拡大を目指す市と考えが一致した。 石島寿也工場長は式典で「工場は見学ができる。図書館との間で人の流れが生まれ、地域が活性化すればうれしい」と語った。加藤静治市長は「地域に根ざした図書館づくりに努力したい」と述べた。

    ビールの本が勢ぞろい 愛知の図書館、キリン寄贈
  • 学校史98冊で切り取り 福井県内3図書館で集合写真ページなど - 産経WEST

    県立図書館(福井市)など県内の3つの図書館が所蔵する小中学校や高校の学校史計98冊で、一部が切り取られたり、破られたりしていたことが5日、分かった。被害に遭ったのは計約800ページに及ぶという。 県立図書館によると、所蔵する小中高校の学校史891冊のうち、昭和43年~平成26年に発行された93冊、786ページが被害に遭った。集合写真や学校生活を記録した写真がページごと破られたり、写真の部分がカッターのような刃物で切り取られたりしていた。 利用者から27年末、指摘があり、全ての学校史を調査、被害を確認した。複をカラーコピーするなどして修復作業を進めている。県立図書館は学校史を一般の閲覧コーナーから、利用者カードを所有する人だけが閲覧、借りることができる書庫に移した。 また県立図書館以外にも、鯖江市と坂井市の図書館で学校史など計5冊から約20ページが切り取られていた。 愛知や岐阜の図書館でも

    学校史98冊で切り取り 福井県内3図書館で集合写真ページなど - 産経WEST
  • 富山で新たに被害4冊、図書館の学校史引きちぎり 集合写真目的か - 産経WEST

    愛知、石川など6県の図書館で学校史や記念誌の一部が切り取られる被害が相次いでいる問題で、新たに富山県内の市立図書館3館で、学校史など4冊の計14ページが引きちぎられるなどしていたことが9日、各図書館への取材で分かった。 富山市立図書館で幼稚園の記念誌6ページ、同市の大沢野図書館で市立中学の記念誌2ページと県立高校の記念誌4ページが引きちぎられていた。滑川市立図書館でも、高校の学校史2ページが破損していた。 各図書館によると、いずれも7日の点検で判明。集合写真などが載ったページが被害に遭ったとみられるという。

    富山で新たに被害4冊、図書館の学校史引きちぎり 集合写真目的か - 産経WEST
  • 太田の土で壁一面に泥絵 市美術館・図書館開館記念「未来への狼火」

    今月1日にグランドオープンした東武太田駅北口の太田市美術館・図書館で、開館記念展「未来への狼火(のろし)」が26日から開催される。1〜3階までの展示室をすべて使い、9人の詩人や画家、映像作家らの作品を紹介する。 中でも圧巻なのは、太田市内の土を絵の具に、壁一面をキャンバスにして描かれた泥絵だ。 制作したのは、マスキングテープや土などを使った平面作品で知られる東京都新宿区の画家、淺井裕介さん(36)。作品は同館1階展示室の壁に描かれた。「言葉の先っぽで風と土が踊っている」とのタイトルがつけられ、縦約5メートル、横約14メートルの大作だ。 淺井さんが鉛筆で下絵を描いて色を指定、延べ100人以上のボランティアが参加し、11〜23日までの13日間を費やし、仕上げた。絵の具は土地によって色が違う市内各地で採取した土を使った。土を細かく砕いて、不純物を取り除き、一度乾かし、再び水で溶いて直接壁に描いた

    太田の土で壁一面に泥絵 市美術館・図書館開館記念「未来への狼火」
  • 岡山・真庭市長選、現職が無投票再選…12年間、選挙戦行われず

    任期満了に伴う岡山県真庭市長選が9日告示され、現職で無所属の太田昇氏(65)=自民、公明、民進推薦=以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まった。同市長選は平成21年から3回続けて無投票で、12年間にわたって選挙戦が行われていない。 太田氏は、木質バイオマス発電の経済効果などを例示し、「木材資源を生かした地域作りなど、基幹産業である農林業振興で地域の活性化を図り、日の農山村地域のモデルとなっていきたい」と強調。2期目に向け、「子育てしやすくお年寄りが元気に暮らせる豊かな地域づくりを目指し、図書館整備や学校教育の充実、人材育成などを進め、豊かで文化的な地域社会を作りたい」などと意気込みを語った。

    岡山・真庭市長選、現職が無投票再選…12年間、選挙戦行われず
  • 加東市立図書館が11連覇 4万人未満自治体の貸出密度 27年度

    加東市立図書館が、公立図書館で1人あたりを何冊借りたかを数値化した「貸出密度」の平成27年度調査で、人口4万人未満の全国自治体の中で1位に輝いた。同図書館は17年度以降、人口が4万人以上6万人未満だった26年度の1位も含めると、11年連続の1位となる。 全国の図書館の活動実績をまとめる日図書館協会(東京)によると、貸出密度は年間の1人当たりの貸し出し冊数から人口を割って算出。同市は15・0点で、2位の静岡県御前崎市11・6点を大きく引き離している。 市は1位の要因として、市立図書館が4カ所あり、市民の身近に存在することや、蔵書数が計約43万冊と充実していることなどを挙げる。 市によると、27年度の図書館の年齢別利用率は60歳以上の24・6%が最高。しかし、13〜15歳は3・2%、16〜18歳は1・5%と中高生の利用率が低いことが課題となっている。このため、26年度から市中央図書館の会議

    加東市立図書館が11連覇 4万人未満自治体の貸出密度 27年度
  • 【Face ちば人物記】情報ステーション代表理事・岡直樹さん(32)

    ■民間図書館、交流拠点に JR船橋駅(船橋市町)からほど近い一角に「船橋北口みらい図書館」(同市海神)がある。NPO法人情報ステーションが運営する小さな民間図書館だ。壁際に棚が並び、蔵書は約6千冊。は市民が寄贈したという。平日の午後、近所の住民たちが座ってを広げ、談笑していた。地域の知的な交流拠点となっているようだ。 自らの発案を「形」にした。学生時代、船橋市の住宅地から早稲田大学(東京都新宿区)に電車で通学していた。乗り換えが多く、片道2時間かかった。電車の中では読書するのが日課だった。ところが、自宅近くには公立図書館がない。中央図書館は夜間、利用することができなかった。 「各地域に図書館を開館するよう市に要望しても、財政的に無理でしょう。それならば、手作りの民間図書館を自分たちで運営すればいいのでは」というアイデアがひらめいた。 学生仲間に呼びかけてグループを結成した。平成18

    【Face ちば人物記】情報ステーション代表理事・岡直樹さん(32)
  • 雑誌カバーに広告 図書購入 前橋市立図書館「社会貢献を」 スポンサー募集

    年間約45万人の利用者がある前橋市立図書館(前橋市大手町)で、図書購入費を少しでも減らそうと閲覧用の雑誌にカバーをつけ、そこに載せる広告スポンサーを募集している。昨年から始めた試みだが、2年目の今年度はスポンサー集めに苦労しているという。 対象となるのは館と15分館、こども図書館に置かれる一般週刊誌、月刊誌はじめ経済やファッション、スポーツ、芸術、子供向けなど専門誌も含めた185誌。 図書館の雑誌購入費は年に約800万円(平成28年度)かかるが、スポンサーが広告掲載を希望する雑誌の年間購入費を負担することでその分が、ほかの図書などの購入に充てられる。 スポンサーは雑誌最新号にかかるビニールカバーと書架扉にスポンサーの名前を入れられ、市図書館は「情報発信の場として図書館の利用を」と訴えているが、これまでにスポンサーになったのは昨年は17誌、今年は27誌にとどまる。民間企業やNPOなど7法人

    雑誌カバーに広告 図書購入 前橋市立図書館「社会貢献を」 スポンサー募集
  • 近大の新図書館、松岡正剛氏が監修 24時間対応の自習室は日本の大学初!

    近畿大は28日、東大阪キャンパス(大阪東大阪市小若江)内で4月6日にオープンする新エリア「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」を報道陣に公開した。同エリアは、約2万2千冊のマンガが並ぶ新図書館を含めた5つの施設で構成されており、学生の学習支援強化を図ることなどが狙い。 中核施設となる新図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」は、一般図書約3万冊を33のテーマごとに並べた同館1階の「ノア33」、マンガ約2万2千冊を含め新書や文庫など約4万冊が並ぶ2階の「ドンデン」などで構成。同館を監修した編集工学研究所の松岡正剛(せいごう)所長は「今までにない大学の図書スペース」としている。 この新図書館を取り囲むように、日の大学では初めてとされる24時間対応の自習室(約250席)などが入る4つの施設を配置。このうち「オープン・キャリアフィールド」には自治体との

    近大の新図書館、松岡正剛氏が監修 24時間対応の自習室は日本の大学初!
  • 「吉村昭の遺産を利用して」 「ゆいの森あらかわ」開館

    荒川区ゆかりの作家、吉村昭氏の書斎を再現した記念文学館、同区中央図書館、子供施設が一体となった複合施設「ゆいの森あらかわ」が26日、同区荒川にオープンした。 セレモニーで、西川太一郎区長が「あらゆる種類のが皆さんをお待ちしている」と挨拶。名誉館長を務める吉村氏の、津村節子さんは「吉村にとっては、ふるさとは日暮里だった。ぜひ皆さんに遺産を利用していただきたい。私は、ここに来ればまた会えると思って、足しげく通いたい」と感慨深く話した。 図書館の蔵書は、一般図書から児童書、専門書まで約60万冊。3万冊規模の絵館や乳幼児向け室内遊び場などもあり、多くの世代が利用できる文化、コミュニティー拠点として整備された。 記念文学館は、執筆の臨場感を味わい、吉村氏の足跡をたどることができる。 また、備蓄倉庫や発電機を備え、災害時には帰宅困難者や乳幼児に特化した避難所としての機能も有している。 来場者は「

    「吉村昭の遺産を利用して」 「ゆいの森あらかわ」開館
  • 昭和の淡路島を写真で回顧 大鳴門橋完成前の渦潮も

    40年以上前に淡路島で撮影された写真を集めた特別展「淡路のむかしの写真展〜しぜん・まち・くらし〜」が25日、南あわじ市福良甲の市立図書館で始まり、来館者らは懐かしい情景を収めた写真の数々に見入っていた。4月23日まで。 街の変遷を知ることで地元への理解を深めてもらおうと、市立図書館と県立人と自然の博物館(三田市弥生が丘)が連携して開催。市民ら約10人から提供を受け、昭和10〜50年ごろに島内で撮影された35点を集めた。 展示室には、大鳴門橋が完成する前の昭和40年代に撮影された鳴門海峡の渦潮や、地域の相撲大会の出場選手を写した戦前の写真などが展示され、来館者らは「今と景色が全然違う」「こんなに若い人がいたのか」などと感想を述べていた。 近くに住む無職、坂勢吉さん(70)は「当時の住民たちのエネルギーが伝わってくる写真ばかりだった。子供のころを思い出しました」と話した。 開館時間は午前9時

    昭和の淡路島を写真で回顧 大鳴門橋完成前の渦潮も
  • 上尾の図書館移設訴訟 市側は争う姿勢 埼玉

    上尾市の市図書館移転計画をめぐり、市が結んだ高額の用地買収契約は地方自治法に違反し無効として、住民3人が不当利得返還や損害賠償の目的で、売却元企業クライズ(北市)と島村穰市長に対し買収費用に当たる約9500万円を請求するよう市に求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が22日、さいたま地裁で開かれた。市は請求棄却を求め争う姿勢を示した。 訴状によると、企業側が平成25年4月に建物代を含めて約2400万円で取得した土地を、市が昨年9月、補償を含め約9500万円で購入した。 意見陳述で、原告団団長で市民団体「上尾の図書館を考える会」のメンバー、渡辺繁博さん(67)は移設後に駅から図書館への距離が遠くなったなどとして「移設の必要はない」と指摘。「一企業に法外な利益をもたらす公金の支出を行ったことは不当、違法だ」と主張した。

    上尾の図書館移設訴訟 市側は争う姿勢 埼玉
  • 米サンタクルーズ市と絵画交流展 姉妹都市の新宮市立図書館 和歌山

    新宮市と姉妹都市提携している米サンタクルーズ市の学生が描いた絵画交流展が、市立図書館で開かれている。29日まで。 両市は当初、合気道を通じて交流が始まり、昭和49年に姉妹都市連携を締結した。昨年10月のサンタクルーズ市政150周年では、丹鶴商店街の住民も渡米するなど民間レベルでの交流も行われている。 展示されている作品はサンタクルーズ市の中高生が描いた24点で、図書館の壁を利用して飾られている。新宮市からも中学生の作品26点を送り、現地の市立図書館に展示されたという。 サンタクルーズ市からは今月末、生徒14人、付き添い3人の計17人が訪日し、市内に10日間、ホームステイする予定。新宮市からも中学生と高校生が隔年で現地でホームステイしているという。

    米サンタクルーズ市と絵画交流展 姉妹都市の新宮市立図書館 和歌山
  • 「夜明けまえ」展 総集編 「物」が伝える歴史の重み(1/3ページ)

    幕末の開国とともに、日にもたらされた写真。西洋技術の象徴だった写真を日人はどう受け入れ、吸収していったのだろうか。東京都写真美術館(目黒区)は、日全国の美術館や博物館、資料館などが管理する幕末〜明治期の写真を調査し、体系化した展覧会「夜明けまえ 知られざる日写真開拓史」を10年前から隔年で開いてきた。これまで関東や九州、北海道など地域ごとに振り返ってきたが、特に重要な名品を集めた「総集編」が現在、同館で開催されている。(黒沢綾子) ◇ 新選組副長、土方歳三がふさふさした断髪、洋装の美男として後世に記憶されているのは、一点の肖像写真のおかげだろう。函館戦争さなかの明治2年、写真師の田研造が撮影したもので、後年のプリントが函館市中央図書館北海道)に所蔵されている。劣化防止のため展示は4月25日〜5月7日に限定し、その他の会期中はレプリカが置かれているのだが、それでも歴史的人物の姿を

    「夜明けまえ」展 総集編 「物」が伝える歴史の重み(1/3ページ)
  • 幕末の志士・中岡慎太郎の手紙発見 偽名に合わせ筆跡使い分け…用心深い性格示す史料 高知

    慶応3(1867)年に坂龍馬とともに暗殺された幕末の志士、中岡慎太郎の手紙が見つかったと、高知県北川村の中岡慎太郎館が16日、発表した。偽名を使い筆跡も変えており、命を狙われていた慎太郎の用心深い性格を示す貴重な史料という。 同館が、志士らの書状が貼られた屏風(京都大学附属図書館所蔵)を調べたところ、この中から、慎太郎が使っていた偽名「横山勘蔵」の手紙を確認した。複数の専門家が慎太郎の筆跡と断定した。 手紙の大きさは縦16センチ、横40センチ。領内への立ち入りが厳しかった長州藩の藩士に対し、「山中」と名乗る志士に通行許可証を発行するよう依頼する内容。暗殺前の慶応2〜3年頃に書かれたとみられる。 慎太郎の偽名の手紙はこれまでに20通以上見つかっている。今回は細長く繊細な文字で記されており、他の手紙とは字の太さなどが異なる。 慎太郎が偽名に合わせ、筆跡も使い分けていたことがうかがえ、同館の学

    幕末の志士・中岡慎太郎の手紙発見 偽名に合わせ筆跡使い分け…用心深い性格示す史料 高知
  • 国重文に宮城県から2件 木造千手観音坐像など

    文部科学省文化審議会が答申した重要文化財(美術工芸品)の指定に、「木造千手観音坐像(ざぞう)」(大崎市)と「陸奥国仙台領元禄国絵図(くにえず)関係資料」(県図書館)が入った。県内の国宝・重要文化財は61件となる。 木造千手観音坐像は平安時代の作とされ、中尊寺金色堂(岩手県平泉町)に安置された奥州藤原氏の二代基衡のために作られた仏像の一群と類似する作風がうかがえるという。 平泉の仏像制作にかかわった仏師によって作られたとみられ、院政期(平安後期)の東北での仏像制作の様子を知る上で重要と評価された。 陸奥国仙台領元禄国絵図関係資料は、江戸時代の元禄期に幕府が各藩に領内の地図作製を命じた国絵図事業に関連した仙台藩の資料265点。仙台藩領を描いた国絵図などの絵図類や文書・記録類は質、量ともに豊富であり、地図史や政治史などの研究上、学術価値が高いと評価された。

    国重文に宮城県から2件 木造千手観音坐像など
  • 広島市まんが図書館「おもしろその年まんが」大賞に「おそるべきトランプ・パワー!」

    広島市まんが図書館(南区比治山公園)は、昨年話題になった人物や出来事をユーモラスに表現する第19回「おもしろその年まんが大賞」の大賞に、新潟県三条市の杉山しげゆきさんの作品を選んだと発表した。昨年の米大統領選で劣勢予想を覆して歴史的勝利を収め、今年1月に就任したドナルド・トランプ氏をテーマに描いた。大賞を含む入賞11点を5月14日まで同館で展示している。 杉山さんの作品のタイトルは「おそるべきトランプ・パワー!」。今や世界中が注目するトランプ氏が指差すその先で、前米大統領のバラク・オバマ氏ら各国首脳や昨年末で解散した人気グループ「SMAP」、歌手のピコ太郎さんら28年の顔ともいえる有名人たちが一斉に吹き飛んでいる1コマ漫画だ。「見る人にトランプ氏の影響力を感じさせる」と評価された。 同賞は、まんが文化の振興とともに、公立では全国唯一の漫画専門図書館である同館に親しんでもらおうと平成10年度

    広島市まんが図書館「おもしろその年まんが」大賞に「おそるべきトランプ・パワー!」
  • 近大流「漫画が3割」の図書館新設…好奇心を学問に(1/2ページ) - 産経WEST

    「天才バカボン」も学問に通ず-。大阪東大阪市の近畿大に4月、蔵書約7万冊のうち、漫画が約3割を占める図書館が新設される。大学によると、これほどの漫画をそろえる大学図書館は全国でも珍しい。古今東西の漫画のそばに、関連付けさせた活字を配置しており、担当者は「漫画で芽生えた学生の好奇心を学問へと導きたい」と話している。 図書館は「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」。現在ある中央図書館の分室として東大阪キャンパスに造られ、全面ガラス張りの2階建て。約2万2千冊の漫画を置いている。 蔵書の選別や配置は、編集工学研究所(東京)の松岡正剛所長が手掛けた。「笑いとオチの現象学」と銘打った棚には約2千冊を収容。故赤塚不二夫さんの代表作「天才バカボン」や、吉田戦車さんの「伝染るんです。」などと共に、実存主義を唱えたフランスの哲学者サルトルの「存在と無-現象学的存在論の試み」の文庫版が並ぶ。

    近大流「漫画が3割」の図書館新設…好奇心を学問に(1/2ページ) - 産経WEST
  • 総務省統計局の一部移転も調整…「南海和歌山市駅ビル」完成 街のにぎわい創出へ期待(1/2ページ)

    駅前の活性化を目指し、南海電鉄が建設したオフィス棟「南海和歌山市駅ビル」(和歌山市東蔵前丁)の竣工(15日)に先立ち14日、内覧会が行われた。同ビルには、県内に移転する総務省統計局の一部業務の入居の調整も進められており、県企画総務課の担当者は「市街地の活性化とともに、統計局のデータを活用し、県全体の活性化も目指していきたい」としている。。 南海電鉄は、和歌山市駅周辺の活性化事業として、ホテルや商業施設、市立図書館などが入った公益施設などの建設を計画。その第1弾として、同駅隣で同ビルが平成27年5月に着工した。事業費は約21億円。 地上7階建てで、延べ床面積は約6200平方メートル。1、2階の通路の一部に紀州材を使用した。災害時の非常用発電設備が整備されているほか、2階部分には水や糧などの非常も備蓄されている。 金融機関や製薬会社、メーカーなど約20企業の入居が内定。6月頃までに入居が予

    総務省統計局の一部移転も調整…「南海和歌山市駅ビル」完成 街のにぎわい創出へ期待(1/2ページ)
  • 【教育動向】高校の新科目「公共」は教室から飛び出せ!(1/2ページ)

    次期学習指導要領では、昨夏から選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを契機に、小・中学校からの体系的な主権者教育を求めています。それでも、実際に生徒が18歳に達する高校での学習が、主権者教育のカギを握ることは言うまでもありません。高校の指導要領は1年遅れの来年3月に告示される予定ですが、これに関連して日学術会議は、主権者教育の要となる公民科の新科目「公共」について「政治学からの提言」をまとめました。 「リアルな対話」求めてそもそも公民科の学習は、「リアルな政治との対話」(提言)が不可欠です。しかし戦後の日では、保守・革新勢力の対立など歴史的な経緯から「教育の『政治的中立性』」が強調されるあまり、リアルな政治学習が敬遠されてきた面があるのも事実です。 そんなリアルな政治との距離を縮めることを余儀なくされたのが、18歳選挙権の実施でした。文部科学省と総務省が2015(平成27)年9月に共同

    【教育動向】高校の新科目「公共」は教室から飛び出せ!(1/2ページ)