コーナーはジョッキに注がれたビールをイメージしたデザインの高さ約3・6メートルの本棚で区切られている。本棚の制作費は市が負担し、キリンビールは本を寄贈した。 古代のエジプトで造られたビールを研究した本や、酒の話題が登場する漫画「美味しんぼ」などを収蔵した。蔵書は順次、増やす予定という。 キリンビールは1962年、清須市で名古屋工場の操業を始めた。コーナーの開設は地域貢献の一環。図書館の利用拡大を目指す市と考えが一致した。 石島寿也工場長は式典で「工場は見学ができる。図書館との間で人の流れが生まれ、地域が活性化すればうれしい」と語った。加藤静治市長は「地域に根ざした図書館づくりに努力したい」と述べた。
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