静岡県警伊東署は25日、伊東市鎌田、市立宇佐美中学校教諭森田智也容疑者(39)を県青少年環境整備条例違反(わいせつ行為)の疑いで逮捕した。 発表によると、森田容疑者は昨年8月20日、当時自宅だった同市内のアパートで、男子中学生(当時13歳)が18歳未満であることを知りながら、わいせつな行為をした疑い。森田容疑者は大筋で容疑を認めているという。今年9月中旬になって、生徒が通う学校関係者が同署に相談して発覚した。 同県では今年8月以降、教師による性的な不祥事が相次いで発覚しており、今回の事件で6件目。今月20日には県教育委員会の臨時校長会で安倍徹県教育長が「万策尽きた」と異例の発言をする事態になっている。事件を受けて、安倍教育長は「深刻に受け止めている。教員になった頃の志を思い出してもらうところからやらなければならない」と話した。