1月30日、国内での新型コロナウイルス感染の現状について語る、カンボジアのフン・セン首相(写真:AP/アフロ) (PanAsiaNews:大塚 智彦) 中国湖北省武漢からもはや世界中に拡大しようとしている新型コロナウイルスによる肺炎。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国でも次々と中国人旅行者の感染者が報告されているが、中国に渡航歴のない各国国民の感染も増えている。 とはいえ何事にも多種多彩で一筋縄でいかないASEAN各国だけに、新型肺炎に対する対応も中国に極端に気を遣う「媚中国」から、水際対策強化で中国人の入国禁止や武漢からの旅行者を“強制送還”する「強硬国」まで両極端に分かれている。さらにその間に入って中国や国際社会の動向を見極めようとする「様子見国」、自国での感染者がこれまでゼロであることから感染阻止に自信を見せる「自尊国」と千差万別。各国の国柄、政権の立ち位置、国民性を如実に反映して
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