春が近づき、私たち親の心をざわつかせる、PTAの役員決め問題。 活動に積極的な人が多い地域や、負担を軽くし楽しみながら活動しているPTAもある一方で、「1クラスから必ず何人か決める」「児童1人につき1度は委員をやる」などの不文律が残るPTAもあります。 「子どものため」と思うと加入しておいた方がいいとも感じるし、活動を不満に思ってはいても、改革するなんて正直面倒。 なんとか負担の少ない係で数年間免れられないかな…というのが、多くの保護者の本音ではないでしょうか。 納得いく係になれればいいですが、困るのはくじ引きなどで半ば強制的に、委員長や役員にさせられてしまう場合。 どうしてもできない仕事を押し付けられてしまったとき、守ってくれる法律はあるのでしょうか。 女性のための法律書『おとめ六法』著者で弁護士の上谷さくらさんに教えていただきます。 【憲法13条】役員押しつけは人格権の侵害!? PTA