ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (10)

  • 「暗記のカラクリ」に馴染むまで、基礎医学は悪夢だった - シロクマの屑籠

    なんとなく医学部に入った人は多いんだろうな 私もなんとなく医学部に入った後、基礎医学に散々苦しめられたクチなので、何度も頷きながら読んだ。 リンク先の筆者は、数学のテストで公式を自作しながら解いたという。私はそこまで器用じゃなかったけれど、「できるだけ暗記を避け、理解と応用で問題を解いていく」タイプではあった。そうすれば勉強時間は最小で済むし、問題を解くのがいちいち面白いからだ。英語も、高1で身に付けた基礎をベースに暗記負荷を最小化してやり過ごしていた。 でも、基礎医学にはそういう勉強法は通用しない。 生理学も解剖学も、医学を修めるためのABCみたいなもので、これはもう、覚えるしかない。ところが、覚えなければならない語彙数がおかしい。信じられないほど覚えることがあって、しかも勉強している時点では暗記内容がどのような意味を持つのか、何の役に立つのか、まったく見えない。だから、難しい語彙を、意

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    limeclimb 2014/07/16
  • 「真面目系クズ」と依存性 - シロクマの屑籠

    「真面目系クズ」というのを知った 完全に俺のことでワロタwww : 妹はVIPPER リンク先には、比較的新しいネットスラングと思われる「真面目系クズ」について意見が集まっている。私の知る限り、この単語は1〜2年前ぐらいから時々見かけたような気がするが、「非モテ」「非コミュ」に比べればずっと歴史が浅い。 さて、真面目系クズとはどういうネットスラングだろうか。ニコニコ大百科には、原典にあたる人物の発言を引用しながら、 ・非リア充であり、DQNのような明るさはない ・資格や勉学に打ち込んでいるとアピールし、それを就職から逃げる理由にする ・かといって気で打ち込んでいるわけではなく、他に勉強している者からすれば明らかにボロが出るレベル ・それでも自分は努力しているとアピールし、大言壮語を吐く。 努力しているけど要領の悪い者、自分がクズだと自覚している者とは明らかに異なるのである。現実から目を逸

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    limeclimb 2013/12/28
    人の意見に流されやすく、周囲の環境のカラーに染まりやすい。そんな従順なタイプはどんな集団にも溶け込めるからこそ、幸せでいられる。実はそれが偽りであったとしても、組織では没個性ほど個性的なものはない。
  • 今年一年、ブログを書く目的や欲求のアップデートを怠っていた - シロクマの屑籠

    諸般の事情によりブログをやめざるを得なくなった。――はてな匿名ダイアリー 2013年も終盤に入ったので、自分のネットライフを振り返ってみる……と思って下書きをまとめた直後に、気になる文章をはてな匿名ダイアリーで見かけた。「惰性の兆候」「終わりの始まり」「あんがいここが当のはじまり。」どれも他人事には見えなかった。 今年の俺のインターネットは「残念」だった 今年一年、俺は「インターネットをどのように使うのか」に気をとられすぎて「インターネットをなんの目的のために使うのか」や「インターネットで自分が何をやりたいのか」を忘れてしまっていたと思う。方法論や影響力というツールの問題に囚われすぎていて、目的や欲求を大切にしていなかった。 これは結構大きな失点だったんじゃないか? というか、こうやって言語化してみると失点そのものにしか思えない。 戦術レベルの卓越は、戦略レベルの判断ミスを覆せないのだか

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    limeclimb 2013/12/15
    そして、今宵のはてな村に突如として現れたかつてのスターは流れ星のように去ってしまいましたとさ…
  • 「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人について - シロクマの屑籠

    まとまりのある話ではないけれども。 「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人が、たぶん沢山いる。 診察室の内側にも外側にも。 もとより、普遍的に正しい生き方は存在しない。正しい生き方は人の数だけ存在する。高収入なら正しい、家庭を持てば正しい、統計上、平均値や中央値以上に分類されれば「君は正しかったんだよ」となるようなものではない。正しさ生き方、正しい人生の形はたくさん存在する。 価値観が多様化したとよくいわれる。然り。価値観の数だけ正しさが生まれた、ということだ。人間の数だけ正しさがジェネレートされなければならなくなった。そして各人が自分自身の正しさを、自分自身の審級でもって評価しアセスメントしなければならなくなった――処女と性行為に及ぶことが正しさというなら、その正しさへ!年収八百万の男と結婚することが正しさなら、その正しさへ!――極論を言えば、そういうものである。 もちろん現

    「君は正しかったんだよ」と言って貰いたがっている人について - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/11
    「会話はできても対話ができない人」と仮定し、どう頑張っても縮まらない距離を誤魔化し、機転の効いた返しや理解は二の次で共感しやすい心持ちで専守防衛に走れば、そうそう大きく崩れる試合運びにはならない印象。
  • 模倣・自作・車輪の再発明の重要性 - シロクマの屑籠

    「ごっこ遊び」って悪いこと?/自己満足で終わらないために - デマこい! リンク先に書いてある「模倣」の重要性。 模倣は、文章上達にとても役立つ。ただ、模倣やコピーだけで上達するのではない。そのあたりについて、補足してみたい欲求が沸いてきたので、空き時間で書けるだけ書いてみる。 模倣についてまわるリスク 「まず、上手な人のかたちを真似てみる」「形からはいってみる」のは実際有効で、ジャンルを問わず、文章を書く人にとって有益と思う。私も、人のウェブサイトを見てあっちこっち模倣させてもらったり、ブログの書き方、ネット揉め事の楽しみ方をマネさせて頂いている。参考にしたも数知れない。 ただ、この模倣、あまりにも素晴らしい人を尊崇し、コピーを心がけすぎてもたぶん駄目だ。ゲーテは、 芽生えつつある才能にとってシェイクスピアを読むことは危険である。 シェイクスピアは否応なしに彼らをして自分を模作させる。

    模倣・自作・車輪の再発明の重要性 - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/11
    …対外的にはともかく…車輪の再発明は成功の部類に入る。大切なのは、できるだけコピーに頼らず、自分なりの思路や文脈にもとづいて自力で考えをまとめあげられること、自力で車輪がつくれるということではないか…
  • 私のなかでは、科学と仏教はあまり喧嘩してません - シロクマの屑籠

    神さまの殺しかた/宗教にハマらずに生きる方法 - デマこい! リンク先によれば、宗教観についての話題が盛り上がっているらしい。宗教で熱くなれる人が、インターネットという、テクノロジーに立脚したフィールドにそんなに存在するのか!唾を飛ばして宗教に言及しあっているさまを観ながら、「ハイテク社会になったからといって、人間の心や感情は宗教全盛の頃とあんまり変わりないのだろうなぁ」と、改めて思った。 ときに、宗教は科学と対立する、といわれている。砂糖玉を奇跡の薬とありがたがるような話やパワースポット的な話は、実証主義な科学とはいかにも相性が悪そうだ。こうした科学との相性の悪さは、新宗教やスピリチュアル方面だけでなく、古典的な宗派宗教のなかにもそれなりみかけるもので、例えば天国と地獄、浄土や三千世界といった概念は、科学だけを信じたい人からすれば、噴飯モノだろう*1。 尤も、宗教を信仰している殆どの人は

    私のなかでは、科学と仏教はあまり喧嘩してません - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/11
    「娑婆世界に対する人間自身の観察は、つねに自分自身の心身や執着によってバイアスがかかっている。」「そのバイアス込みで人間は世界を感じ、対象を捉えるから、観測者たる自分自身が重要な問題になる。」
  • はてな匿名ダイアリーという“心理テスト”----名前以外は丸見え---- - シロクマの屑籠

    はてな匿名ダイアリー”は名前は隠すけれども、名前以外は何も隠してくれない。 むしろあけすけに暴露する。 俺はこいつとか、 http://anond.hatelabo.jp/20090213024442 こいつとか、 http://anond.hatelab.. 個人ニュースサイトを有難がってる情弱に攻撃されたって痛くも痒くもねえよ。 オタクが攻撃されたときのパターン http://anond.hatelabo.jp/20090308152436 以前から私は、“はてな匿名ダイアリー”はどこか危ういサービスだなと思って手をつけないようにしていたが、上の4つのエントリを並べてみて、やっぱりこれは危ないと結論づけることにした。名前(id)は隠してくれるけれど、それ以外の自意識やら執着やらパーソナリティやらがダダ漏れになりすぎる。「はてなで言うなら、id:○○みたいなやつ」といった形で、誰が書い

    はてな匿名ダイアリーという“心理テスト”----名前以外は丸見え---- - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/11
    秀逸なタイトルに全てが凝縮されている。あらゆる感情や欲望の刺激が渦巻く情報の海に投げ込まれた個人が顔の見えない集団という知的社会の中でみせる振る舞いをくまなく観察すれば、裸にした心が見えてくる。
  • はてな地獄巡り(八大地獄) - シロクマの屑籠

    はてな六道輪廻 - シロクマの屑籠 さて、はてな娑婆世界の六道を説明したもののついでに、はてな地獄に堕ちた者達の運命についても思いを馳せてみましょう。驕り高ぶり・自己中心的振る舞い・ブタのように肥え太った自意識・へどろのようなルサンチマン等々に由来する悪しき因果を溜め込んだ人の足元に、突如として地獄は口を開きます。かくいう私も、こんな罰当たりな事を書いてみたり、各種執着に憑かれたりしていますから、いずれは地獄にご案内なんでしょう。がくがくぶるぶる。皆さんは、以下のようなはてな八大地獄に堕ちないようにご自身を律してくださいね! では、以下にはてな仙人から聞いた地獄の話を書きのこしておきますね!(脱兎) 1.はてブ地獄 ここに堕ちた者は、自分の心を汚しながら意地悪はてなブックマークを数限りなくつけ続ける事になるそうな。はてブ地獄に堕ちる者は自意識過剰で虚栄心の強い者ばかりなので、ブックマークを

    はてな地獄巡り(八大地獄) - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/10
    「驕り高ぶり・自己中心的振る舞い・ブタのように肥え太った自意識・へどろのようなルサンチマン等々に由来する悪しき因果を溜め込んだ人の足元に、突如として地獄は口を開きます。」←執着心、恐ろしや〜
  • シロクマの屑籠(汎適所属) - はてなって、強迫的な清潔感を漂わせた住人が多い村ですね。

    はてなに来てまもなく一年になる僕だけど、このはてな村に来て以来、「強迫的な清潔感を漂わせた人」に出会って面らうことが何度となくあったように記憶している。「強迫的な清潔感を漂わせた人」の類型を挙げると、 ・例1:倫理観・リテラシーの潔癖者 何はなくとも、倫理観やリテラシーを最大限尊重することに熱心な、いや強迫的な人達。彼らは塵一つ落ちていない倫理観・リテラシーを理想として提唱する。ときに、過剰な傾倒故に倫理観・リテラシー以外のものが犠牲になることもある。最もお粗末な場合、或る視点からみた倫理観の最大化に拘るあまり、他の視点からみて倫理観・リテラシーを滅茶苦茶に踏みにじっている(そして当人は気付かない)ことも。 ・例2:客観性・論理性の潔癖者 テキストが客観的なものか、論理的なものかどうかに過度に執着する人達。彼らは「ポエム」「どうみても感想」といった類のテキストであっても、客観性・論理性の

    シロクマの屑籠(汎適所属) - はてなって、強迫的な清潔感を漂わせた住人が多い村ですね。
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    limeclimb 2013/12/10
    こだわりや固定観念の強い気質は極端な性格を生む。自分の信じているものに対しては純粋で真っ直ぐな姿勢を崩さない人はやがて両極端な価値観に傾くので、理想とは程遠い現実を生きるのは危うい。はてな村はどうか?
  • 黒っぽいレトリックを駆使してPVを稼いでいるブロガーは、どこでブログを書いてもウンコまみれになるのでは - シロクマの屑籠

    今のスタンスではてなブログで書き続けてると、潰れるだろうなと思った話 - 体調わる子のお知らせ掲示板 批判コメなんて9割は「読む価値ない」んだからほっときゃいいのに - 中川龍のヒマつぶしブログ 2013年12月6日〜8日に観測された「ブログもうやめたい」「批判コメ上等」「批判コメはご褒美」周辺問題は、まさに「何度目だナウシカ」的テーマであり、はてな村ではお馴染みの話題でした。逆に言うと、はてなブログ界隈には経験の浅い、覚悟も不十分なルーキーがたくさん流入しているって事で、それはそれで素敵なことではあります。ですから、車輪の再発明は大いに励行するものであります。 ただ、私としては、上記リンク先のような言明を、目の肥えたブックマーカー・自意識の吸血鬼とその眷族・戦闘ブロガー諸兄が、どのように照覧しているかに思いを馳せると……温度設定を間違えたぬるいお風呂に入ってしまったような、微温的感覚を禁

    黒っぽいレトリックを駆使してPVを稼いでいるブロガーは、どこでブログを書いてもウンコまみれになるのでは - シロクマの屑籠
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    limeclimb 2013/12/09
    食は文化。洗練された文章技巧も、繊細な味の違いなどビタ一文解す気がない田舎者の前では、白飯に味噌汁ぶっかけるか豚汁ぶっかけるかの違いにしかならない。うんちくに弱い味音痴の前だからこそ光る隠し味もある。
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