「事実は小説よりも奇なり」なんて言葉がありますが、まー中国ほどウソみたいな本当の話が転がっているところはないのではないか。ちなみに中国ではこの言葉の中国語バージョンを聞いたことがない(バイロンの詩が原典だから翻訳語はあると思う)。たぶんそんな言葉を使う必要がないくらい、中国社会には小説みたいな実話がごろごろあるということなんだろう。 まぁ、そんな中国で起こった話で日本人をびっくりさせるのが我々の仕事(?)なわけですが、さすがに重慶市の元公安局長がアメリカ領事館に飛び込み、政治庇護を求めたというニュースにはこっちが心底驚いた。「面白さ」ではここ10年来最高の出来である。 このNWJサイトではまだ取り上げられてないようなので簡単に背景を説明すると、領事館に逃げ込んだのは王立軍元重慶市公安局長。薄煕来同市党書記(党書記は市長よりも上の地位で、文字通り市のトップである)が以前省長を務めた遼寧省から
平成21年の衆院選に初当選した民主党議員の独自行動が目立ち始めた。衆院解散・総選挙の足音が聞こえ始める中、野田佳彦内閣の支持率は下落、党への風当たりも強いため危機感を募らせているためだ。首相は消費税増税に政治生命をかけているが、1回生議員にとっては次の選挙で生き残ることが最優先。130人という“党内最大勢力”は徐々に政権批判を強めており、集団離党に踏み切る可能性も秘めている。(山本雄史) 「全然マニフェスト(政権公約)が実行できていない。このままでは次の総選挙で第3極、新党が圧倒的に国民の支持を得てしまう」。15日夜に開かれた1回生有志による勉強会「日本のあるべき選択を考える会」の初会合で、講師に招かれた元民主党衆院議員の松沢成文前神奈川県知事はこう指摘した。 参加したのは小選挙区支部長ら約30人。政権批判を繰り返す小沢一郎元代表のグループが主導したのでなく中間派が多数を占めた。政権を支え
綱領に国軍保持明記=新党「4月までに結成」−国民新・下地氏 綱領に国軍保持明記=新党「4月までに結成」−国民新・下地氏 国民新党の下地幹郎幹事長は16日、都内で講演し、石原慎太郎東京都知事らが結成を目指す新党の綱領に憲法改正の明記を検討していることを明らかにした。具体的には(1)96条の憲法改正発議要件を、各議院の「3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」に緩和(2)戦力の不保持を定めた9条2項を改正し、自衛隊を国軍と明記−を挙げた。 下地氏はまた、新党が連携を目指す橋下徹大阪市長が率いる地域政党「大阪維新の会」の公約に言及。「同じ考えだということがだいたい分かった。(新党綱領は)それにちょっと付け加え、石原さんらしいものになる」と語った。新党結成時期については「3月後半から4月の連休までの間」と述べた。(2012/02/16-20:49)
石原慎太郎都知事とたちあがれ日本の平沼赳夫代表らが結成を目指す新党の基本政策の草案が明らかになった。 報道によれば、憲法9条改正や、男系存続のための皇室典範改正、平成版教育勅語起草などが盛り込まれ、保守色が前面に出ている。核保有に関するシミュレーションもある。 その一方で、エネルギー政策として2040年までの原子力エネルギーゼロも掲げている。「石原新党」の狙いは脱原発だが核保有、ということだろう。 原子力については、制御していれば原発、制御させないのが核兵器だ。制御させない場合の対処方法がなければ、制御された原発が暴走したときには有効な手が打てないと言われ続けてきた。原発と核はそれぞれ同じ線上にあるという考え方だ。 しかし、日本では核はタブーなので、原発を核の代わりに推進してきたきらいがある。そこで東電の福島原発事故が起こった。もはや原発と核を切り離して、保守が主張し続けていた「国
安倍氏中心に保守結集を=自民・下村氏 安倍氏中心に保守結集を=自民・下村氏 自民党の下村博文元官房副長官は、3月1日発行の月刊誌「財界にっぽん」のインタビューで、安倍晋三元首相が会長を務める超党派の保守系グループ「創生『日本』」や、石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想などに触れ、「自民党、民主党、新党含め保守本流の大きな流れをつくるべきだ」と、衆院解散・総選挙を契機に保守勢力を結集する政界再編の必要性を強調した。 安倍氏側近の下村氏は、9月の自民党総裁選に関しても「前倒して3、4月ごろに行うべきだ。もう一度安倍氏を立てて真の保守政党をつくりたい」と表明。谷垣禎一総裁については「乱世の日本を立て直すためにリーダーシップを発揮するタイプではない」と断じた。(2012/02/10-21:09)
東京都の石原慎太郎知事がたちあがれ日本の平沼赳夫代表らとともに結成を目指す新党の結党趣意書に当たる「結党の精神」の草案が7日、分かった。「建国の精神に立ち戻り、保守と現状打破の調和という第三の道をもとめる」として、保守色を鮮明にしながら、再編を通じた政治体制の刷新を掲げている。 結党の精神は、綱領や基本政策、役員人事とともに新党結成大会で公にするものだ。 草案によれば、日本の建国の精神を「征服や支配、略奪ではなく、共存と協和、生産であって、今日の平和と繁栄もまた、自然を慈しみ、神々を畏敬し、和を尊んできた伝統的精神のたまもの」と定義。その上で、日本が直面している諸課題は「文明の衝突や文化の摩擦によってもたらされた混乱で、競争原理や二者択一の論理では解決できない」と指摘。新党は建国の精神に基づきながら、第三極としての立場から国家の運営を目指すとしている。 また、新党の政策は幕末の志士、坂本龍
「ハムレットのよう」=自民幹事長 「ハムレットのよう」=自民幹事長 「ハムレットのような心境だ」。自民党の石原伸晃幹事長は7日夜、同党衆院議員の会合で、父親の石原慎太郎東京都知事の最近の動きを支持するか否か、自らの揺れる胸中をこう語った。 石原幹事長は、国民新党、たちあがれ日本が消費増税で意見が異なることに触れ、都知事が加わる「石原新党」構想に否定的な考えを示した。一方、「都知事は橋下徹大阪市長の後見人」と指摘し、「大村秀章愛知県知事も一緒になって三大都市圏が共に栄えるのは素晴らしい。そういう活動なら(都知事への)邪魔はやめようかな。本当にハムレットのよう…」と複雑な思いをのぞかせていた。 (2012/02/07-23:25)
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