北朝鮮では、焼肉といったら「アヒル焼肉」のことを意味する。北朝鮮を訪れた観光客の多くは、アヒルの焼き肉を食べて帰国するという。2012年1~2月に北朝鮮を旅行した日本人K氏によると、その味は「予想以上にジューシィーで美味しい」とのこと。 アヒルの肉は非常に弾力があって肉汁がタップリ。決して肉が硬いというわけではなく、噛めば弾力を感じるものの、一瞬にしてはじけて肉汁が口の中に広がるのだ。また、まったく脂っこくないのも特徴で飽きがこない。 焼いた肉はレタスに包んでコチュジャンとタレをつけて食べる。そのままご飯と一緒に食べても美味しく、日本人旅行者のK氏は非常に感動したという。北朝鮮のビールもなかなか美味しかったらしい。 北朝鮮ではご馳走としてアヒルの焼肉を食べるようだが、贅沢品であり、庶民が気軽に食べられるものではないようだ。アヒルの肉と一緒にチヂミや、ご飯、水餃子などが出たという。 Phot