10月26日、東京・永田町の全国町村会館で「『ワークライフバランス』シンポジウム 男の働き方を変えよう!」が開催された。会は、主催者の1人である木全ミツさん(参考記事はこちら)の、「『仕事だけしかできない』または『家庭のことしかできない』という、偏った働き方しかできない日本社会の歴史にピリオドを打ちましょう。そして、皆が持てる能力のすべてを発揮できる、50:50のノーマルで健全な社会を育成しましょう」という力強い挨拶で始まった。この日の参加者は全部で144人(申し込み者156人)。木全さんの挨拶にあった通り、男性72人、女性72人と半々だ。 まずパネリストの4人が、自らのワークライフバランスの実践を語った。 安藤哲也さん(参考記事はこちら)は、NPO法人(特定非営利活動法人)ファザーリング・ジャパン代表。小学4年と1年の子供の父親で、PTA会長も務める。「来月第3子が誕生します」という突然