当時のロボットアニメとしては馴染み薄かった「ファンタジー」を取り入れた、異色ロボットアニメ『聖戦士ダンバイン』。送り手側も手探りの「時代の一歩半先」の挑戦とは? 「時代の一歩半先」を行った『ダンバイン』の挑戦とは? 主人公のショウ・ザマらが描かれた『聖戦士ダンバイン』 Blu-ray BOX I(バンダイビジュアル) 『聖戦士ダンバイン』の初放送から今年で40年。現在でも多くのアニメファンの話題にのぼることは、制作関係者にも大変ありがたいことです。 『ダンバイン』は、企画的にも制作現場的にも、そして商品的にも、なかなか一筋縄ではいかなかった作品です。理由は、当時、日本の人々はアニメでのファンタジー作品になじみが薄く、特に子供たち向けとされていた「ロボットアニメ」との融合に、送り手側も手探り状態だったからなのです。 ちょうど、前作『戦闘メカ ザブングル』の制作をしていた1982年、アメリカで
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