自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関を威圧する発言などが出た問題で、元放送局員や視聴者らでつくる市民団体「放送を語る会」は27日、安倍晋三首相に謝罪を求める抗議文を送った。「会合は自民党が承知のうえ党本部で開催されています。『私的』などとはいえず、自民党総裁でもある安倍首相は責任を免れることはできません」とした上で、「権力による言論・報道の抑圧が、国民を戦争に駆り立てた過去の歴史をみるとき、政権政党によるメディアへの圧力の動きは許しがたい」と批判している。(星賀亨弘)
集団的自衛権の行使を限定的に可能にする安全保障関連法案の国会審議が始まり、与野党の議論もマスコミの報道も激化しています。まだ、序盤戦ですが、これまでの状況をみる限り、野党の追及も、集団的自衛権行使に反対の立場をとる朝日新聞、毎日新聞の主張も、法案に「反対ありき」の姿勢であら探しに終始しているように思えてなりません。不安定、不透明な国際情勢のもとで、日本だけが平和を唱えさえしていればいいはずはなく、どのようにして日本の国家、国民の安全を守るのかという建設的な議論をなぜできないのでしょうか。 国民が求めているのは法案に対する賛成、反対のバトルではなく、そうした冷静で前向きな議論だと思いますので、今回は朝日、毎日両紙の社説を例に、現在の議論の問題点を指摘したいと思います。 安保関連法案が衆院本会議で審議入りした翌日の5月27日、新聞各社は社説で法案に対する主張を掲げました。構図は昨年7月の集団的
ウルグアイの新聞が1面で使った、チリのゴンサロ・ハラがウルグアイのエディンソン・カヴァーニの尻に指を入れている写真(2015年6月25日撮影)。(c)AFP/MIGUEL ROJO 【6月28日 AFP】24日に行われたコパ・アメリカ(2015 Copa America)の準々決勝でウルグアイのエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の尻に指を押し込もうとしたチリのゴンサロ・ハラ(Gonzalo Jara)が、大会から追放される可能性が出てきた。 カヴァーニがこの試合で退場処分になる直前にハラが同選手に犯した悪質な行為の映像がとらえられ、強い嫌悪の波が引き起こされた。 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は27日、ウルグアイの申し立てを受けてハラの事例について調査を開始したと声明を発表。ウルグアイはまた、カヴァーニに対する退場処分についても異議を申し立てている。 声明でCO
衆院平和安全法制特別委員会で質問する民主党の寺田学氏=26日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影) 衆院平和安全法制特別委員会が26日行われ、自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が講演し、沖縄県の地元紙について「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と述べたことなどに関して、民主党の寺田学衆院議員が、首相らを追及した。主なやりとりは次の通り。 寺田学氏 昨日の夕方、そして今日の新聞報道を見て、開いた口がふさがらなかった。自民党の青年局長を務めている木原稔さんという方が代表だそうですが、党本部で「文化芸術懇話会」が開かれ、その場でさまざまなことがお話しされたそうです。議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ。経団連に働きかけてほしい。悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればよい」。ある種、自分たちの意にそぐわ
百田尚樹氏(59)が、自民党の会合で発言した米軍普天間飛行場の成り立ちや沖縄の2紙に対する内容について26日、沖縄タイムスの電話取材に応じ、発言の真意と持論を説明した。(社会部・聞き手=吉川毅) ―米軍普天間飛行場の成り立ちについての発言は。 「住民が騒音などの精神的に苦痛があり、補償しろと言う。苦しみは当事者にしか分からないこともあるだろう。それを踏まえた上で、違和感を覚えると発言した。なぜかと言えば、住んでいた場所に基地が引っ越してきたわけではない」 ―普天間の現状認識は。 「地権者には、膨大な地代が払われている。六本木ヒルズに住んでいる大金持ちと同じ。それはメルマガで書いた話だ。普天間が返還されたら、あっという間にまちは閑散とする。ぬくぬく暮らしていた地権者も困るはずだ」 「滑走路のそばに小学校があるが、いまだに移転していない。移転に反対の運動も起きているが、本末転倒。基地
■普天間飛行場、もとは田んぼ→戦前は9千人超生活 百田尚樹氏が「田んぼで、何もなかった」とする米軍普天間飛行場が建設された場所は沖縄戦の前、宜野湾村の集落があった。宜野湾市史によると、1925年は現在の飛行場に10の字があり、9077人が住んでいた。宜野湾や神山、新城は住居が集まった集落がほぼ飛行場内にあり、大山などは飛行場敷地に隣接する形で住宅があった。 最も大きかった宜野湾は村役場や宜野湾国民学校、南北には宜野湾並松と呼ばれた街道が走り、生活の中心地だった。 飛行場は、まだ沖縄戦が終結していない45年6月、住民が収容所に入っているうちに、米軍が土地を占領して建設を始めた。住民は10月以降に順次、帰村が許されたが、多くの地域は元の集落に戻れず、米軍に割り当てられた飛行場周辺の土地で、集落の再編を余儀なくされた。 市立博物館の担当者は百田氏の発言に「人々が戦争で追い出され、何もなく
【東京】作家の百田尚樹氏が安倍晋三首相に近い自民党若手国会議員の会合で「沖縄の2紙はつぶさないといけない」などと述べた問題で、衆院平和安全法制特別委員会の浜田靖一委員長(自民)は26日の同委員会で「発言はあった」と述べ、百田氏や議員の一連の発言を認めた。安倍首相は同委員会で「発言した方に成り代わって勝手におわびすることはできない」と述べ、謝罪はなかった。一方、発言は同日の安全保障法案を審議する衆院特別委員会に波及、野党は「自民党のおごりの結果だ」(岡田克也民主党代表)と抗議を拡大させている。 百田氏は25日の会合で(1)住民が商売目的で普天間飛行場の周囲に住み始めた(2)沖縄2紙はつぶさないといけない(3)女性への暴行は米兵よりも沖縄(県民)の方が多い-などと発言した。 26日の委員会前の理事会で民主、維新、共産は「マスコミへの圧力だ」などと抗議。与党筆頭理事の江渡聡徳前防衛相(自民)
米国に追従して自衛隊が地球の裏側まで行けるようにする安保法制は、いわば「戦争法案」ですよ。わしが嫌いなサヨクみたいな言い方になっちゃうけれど、それが現実。みんな、戦争をする覚悟はできているのか? 後方支援は、戦争遂行のために兵や物資を運ぶ兵站(へいたん)です。リスクは変わらないと政府は言うが、うそ。真っ先に攻撃される可能性があるし、戦死者が出るかもしれない。そしたらどうやって弔うの? 靖国神社にまつるの? 当然、考えるべきことなのに、政府は考えていない。当事者意識も覚悟も感じられないよ。 戦死者が出るってこと自体、今の憲法ではあり得ないことで、改正するのが筋でしょ。わしは、日本国憲法は護憲派が言うほど平和な憲法ではないと思っている。「戦力不保持」という建前のせいで、防衛をアメリカに依存せざるを得なくなる。主権を握られているのと同じことで、だから米国の侵略戦争に引きずり込まれてしまう。 今度
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