北朝鮮が7日午前、長距離弾道ミサイルを発射したことを受け、多くの在日韓国・朝鮮人が生活する大阪市生野区のコリアタウンでは、批判や冷静な言葉が聞かれた。 在日2世で精肉店を営む男性(61)は「ニュースで知って『そりゃアカン』と思った。国は国民の幸せのためにあるはずなのに、ミサイルの発射は全くそうなっていない。一部の権力者の利益のためだけだ」と憤った。 また、同じ在日2世で雑貨などを販売する女性(47)は「最初はびっくりした。独裁政権だから、仕方がないが、またばかなことをしたなと思った」と批判した。 一方、韓国出身で、韓国歌手のCDなどを販売する男性(37)は「若い指導者なので、暴走したりしないか心配だが、いつものことだから特に驚かなかった」と冷静に受け止めていた。