「外来語」言い換え提案(「がいらいご」いいかえていあん)とは、「分かりにくい『外来語』について、言葉遣いを工夫し提案することを目的」に国立国語研究所が設立した、「外来語」委員会が提案した言い換え語の一覧表である[1]。 2003年(平成15年)4月から2006年(平成18年)3月までの期間中、4回に分けて発表された[1]。 近年、カタカナ語が急速に増えたことにより、文字や言葉から意味が連想しにくいといった「わかりにくい」という批判は予てより存在していた[2]。言語処理学会において、名古屋市工業研究所小川清、京都大学長尾真らが国立国語研究所にカタカナ語の言い換えの定着について提起[3]。そこで分かりにくい『外来語』について、言葉遣いを工夫し提案することを目的におこなわれたのが国立国語研究所による「外来語」言い換え提案である。外来語そのものについての意識調査によると、3087人の調査対象者の内