2008年自由民主党総裁選挙(2008ねんじゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、2008年(平成20年)9月22日に行われた日本の自由民主党の党首である総裁の選挙である。 開票の結果、麻生太郎が第23代自由民主党総裁に就任した。 なお、福田康夫の任期途中での総裁辞任に伴う選挙であるため、新任者である麻生太郎の総裁任期は福田の総裁残任期間(2009年9月末日まで)であった。 総裁選挙当日の自由民主党本部 内閣総理大臣の福田康夫は、8月2日に内閣改造と党役員人事に着手(福田康夫改造内閣)、8月下旬には第170回臨時国会の召集時期を決定し、総合経済対策を発表し、党役員らには臨時国会の重要法案の成立へ最善を尽くすよう指示をしていた[1]。 しかし、9月1日夜に福田は内閣総理大臣官邸において緊急記者会見を行い、突如首相と自民党総裁の辞意を表明した。臨時国会の召集日が決まっており、9月末の国連総会で