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ブックマーク / animationbusiness.info (7)

  • 劇場数から製作予算を基準に、米国アニー賞長編アニメーション部門のルール変更

    米国アニメーション界で広く知られるアニー賞の2020年第48回の長編アニメーション部門のエントリールールが大幅に変更される。8月24日に、アニー賞を主催する国際アニメーション協会ハリウッド支部(ASIFA-Hollywood)が決定した。 アニー賞は米国で公開された作品を対象にすることからアニメーション界のアカデミーと呼ばれ、毎年世界中から注目されている。映画テレビ、CMやゲームまで幅広いアニメーションを対象とし、30部門以上を設ける。 8月24日にASIFA-Hollywoodは、2020年のアニー賞のスケジュールを発表した。世界各地で猛威を振るう新型コロナウイスル感染症の広がりは映画業界に大きな影響を与えているが、アニー賞も例外でない。 まずアワードの実施スケジュールが大幅に変更される。アワードの日程は、例年に比べて2ヵ月ほど後倒しされる。エントリー受付開始が2021年1月4日、〆切

  • WOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」製作発表 監督・西村純二、脚本・押井守

    2022年1月30日にオリジナル長編アニメ『永遠の831』を初放送したWOWOWが、自社オリジナルアニメの事業をさらに拡大するようだ。WOWOWは『永遠の831』の放送後、作を映画としてあらためて2022年3月18日から劇場公開すると発表した。 公開劇場は東京・新宿ピカデリーの他、現在イオンシネマ系を中心に30余りがリストアップされている。上映劇場は今後さらに増える予定としており、全国の多くの地域でスクリーン鑑賞が出来そうだ。 『永遠の831』は「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや『東のエデン』などの人気作を生みだしてきた神山健治が監督・脚を手がけた。オリジナル長編としては5年ぶりとなる。注目度が高いが、有料放送のWOWOW有料放送だけでは作品の広がりが限定されるとも見られていた。それを劇場公開することで、さらに多くのファンにリーチする。今回は製作だけでなく、劇場配給もWOWOWが手が

  • 月額437円「アニメタイムズ」、Amazonプライム ビデオ内でアニメ専門チャンネル

    定額課金で動画見放題サービスを提供するAmazonプライム ビデオ内に、さらに追加料金を支払うことで豊富なアニメ作品が視聴出来るサービスが始まった。アニメタイムズ社が提供するアニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」である。 「アニメタイムズ」はAmazonプライム会員が税込月額437円を支払うことで、劇場アニメ、テレビシリーズ、OVAなどが見放題になる。サービス開始時には約500タイトル、7000エピソードを用意した。 「講談社 集英社 小学館 話題作や懐かしの名作アニメが集結!Anytime アニメと過ごそう」をキャッチフレーズに挙げているように、マンガ原作の作品が中心になる。スタートに合わせて公開したPVでは、『BLEACH』、『うる星やつら』、『カードキャプターさくら』、『キャプテン翼』、『シドニアの騎士』といった作品が紹介されている。 今後も新たなタイトルを追加する予定で、ライナップ

  • 総務省、アニメ製作における「局印税」を課題に

    総務省が放送局とアニメ製作会社などの取引の際に発生する「局印税」と呼ばれる慣習に関心を深めている。局印税は、放送局がアニメをテレビ放送にかける際に作品のプロモーション効果あるとして、収益の中から一定の割合の還元を製作・製作委員会などに求めるものである。 通常のアニメの利益は、出資金額の比率に応じて利益の分配をする。出資比率以上、あるいは出資金がない場合に利益を要求する慣習のなかで、優越的な地位の濫用が起きるのではないかと総務省は注視する。 総務省は近年、放送局と番組製作会社における取引の適正化を目指した取り組みを強化している。そのひとつが「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン」の作成だ。ここで望ましい取引きのありかたを提示する。 大企業が多い放送局と中小企業が多い製作会社との間では優越的な地位の濫用による不公正な取引が起こりがちで、それを阻止する狙いがある。 2020年6月3

  • 2018年映像ソフト市場1780億円 アニメは24%減、5年連続マイナス

    (一社)日映像ソフト協会は「JVA2018年年間統計調査」をまとめ、2019年3月13日に概要を発表した。調査は2018年のDVD、ブルーレイなど映像ソフトの市場動向をまとめたものだ。 2018年の個人向け・レンタル向けを含む映像ソフトの総売上高は、1780億8400万円と前年比で5.1%の減少となった。2005年以来、14年連続の前年比マイナスを抜け出すことは出来なかった。最盛期の2004年3754億円からおよそ半分近くの水準まで落ち込んだ。 個人向け販売は0.3%減と前年並みであったが、レンタル向け販売が18.2%減と市場の縮小要因となった。ネットで手軽に視聴できる動画配信にレンタル市場の一部を奪われているとみられる。個人向けの売上金額は1419億4000万円、レンタル向けは349億400万円。 深夜アニメを中心とした「日のアニメーション(一般向け)」は苦戦が鮮明だった。個人向け・

  • フジテレビが新たな深夜アニメ枠「+Ultra」 世界視野を目指して3作品発表

    フジテレビが2018年10月より深夜アニメの強化に乗り出す。3月8日、フジテレビは東京・お台場で今後のアニメ作品のラインナップを紹介する発表会を開催した。目玉のひとつとして、秋から新しい深夜アニメの放送枠「+Ultra」をスタートすることを明らかにした。 フジテレビの深夜アニメ枠では、2011年にスタートした「ノイタミナ」がよく知られている。毎期、新作が登場し、回転の早い深夜アニメのなかで放送枠自体をブランド化することで、知名度を上げることに成功してきた。『のだめカンタービレ』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『PSYCHO-PASS』などのヒット作の数々を生みだしてきた。 「+Ultra」は「ノイタミナ」とは別の新しい放送枠となる。「ノイタミナ」枠の拡大でなく新ブランドを立ち上げるのは、新たなコンセプトを掲げ、それを強く打ち出すことに理由がある。 フジテレビは「+Ultra

  • 米国Amazonが日本アニメ専門の定額見放題サービス「Anime Strike」

    米国のIT企業の巨人が、日のアニメにこれまで以上に積極的に取り組むこととなった。米国のAmazon.comは、日アニメを専門にする新たな映像配信サービス「Anime Strike」を2017年1月12日(現地時間)にスタートした。 Amazon.comは、これまでにも日アニメのBlu-ray、DVDなどの映像ソフト販売、動画配信を行ってきた。しかし、アニメに限定したチャンネル形式の映像配信サービスは「Anime Strike」が初となる。また放送会社などメディアごとの独自チャネルはこれまでにもあったが、ジャンルに特化した個別のチャンネルも初だ。映像配信サービスの中で需要の高い日アニメに限定することで、売上の積み上げと、ファンの囲い込みを目指す。 「Anime Strike」の視聴は、サービスで先行するAmazon プライム ビデオと同様、定額見放題を導入している。1ヵ月ごとの課金で

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