ブックマーク / www.aozora.gr.jp (82)

  • 日本文学における一つの象徴 (折口 信夫)

    創作では釋迢空を使用。大阪の医師の家に生れるが、父親の放蕩により家計が傾く。苦労の末、東京の国學院大學へ進学し卒業後教鞭をとる。 民俗学者柳田国男に「沖縄行き」を勧められて、当地に残る古の「型」「もの」に感動し、なかなか東京へ帰らなかった。そこで得たことが民俗学者折口信夫の基礎となる。天性の文学的才能が加味し、折口は大胆にも「まれびと」「貴種流離譚」など、独自の言葉を駆使しその論文を発表。 最初、そうした言葉を心よく思わなかったのは、師の柳田国男である。しかし折口は柳田を生涯にわたり尊敬し続けた。 折口の興味は、民俗学に留まらず、国文学の発生にまで及んでいる。それらのほとんど「口術筆記」の形をとっていた。書き手(聞き手)は、折口の頭の回転の速さと独特の言い回しでついていくことに閉口したという。 生活能力に乏しい折口が公私共に信頼をおいていた弟子の藤井春洋を養子としたが、それは春洋人は知ら

    日本文学における一つの象徴 (折口 信夫)
  • 水族館 (堀 辰雄)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    水族館 (堀 辰雄)
  • 三つの指環 (芥川 竜之介)

    東大在学中に同人雑誌「新思潮」に発表した「鼻」を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。王朝もの、近世初期のキリシタン文学、江戸時代の人物・事件、明治の文明開化期など、さまざまな時代の歴史的文献に題材をとり、スタイルや文体を使い分けたたくさんの短編小説を書いた。体力の衰えと「ぼんやりした不安」から自殺。その死は大正時代文学の終焉と重なっている。 「芥川龍之介」

    三つの指環 (芥川 竜之介)
  • 罪と罰 (ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    罪と罰 (ドストエフスキー フィヨードル・ミハイロヴィチ)
  • 死後の恋 (夢野 久作)

    名・杉山泰道。右翼の大物・杉山茂丸の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日文学にユニークな地歩を占める。 「夢野久作」

    死後の恋 (夢野 久作)
  • 原爆詩集 (峠 三吉)

    この「原爆詩集」が刊行された1950年代は、朝鮮戦争で原爆使用も考慮(トルーマン声明 1950年11月30日)といった世界史的な緊迫した状況、またその危険を予知した世界擁護世界大会委員会によるストックホルムアピールの署名運動を背景とし、「広島市民からも意思表示がなされるべきだ」(日記)との思いで刊行を決意した。 この詩集の多くの作品は、肺葉摘出手術(手術は中止)を受けるために入所した国立広島療養所内の一室で書きあげられた。当時、アメリカ軍はプレスコード(日に与うる新聞遵則)を指令し、進駐軍への批判、原爆の惨状を訴えることを禁止しており、「有形無形の圧迫を絶えず加えられており、それはますます増大しつつある状態である」(原爆詩集「あとがき」)と記しているような状態の中で書きつがれた。 「原爆詩集」は、当初東京の大手出版社から出される予定で、詩人・壷井繁治が奔走するが、結局「編集会議でもいろい

    原爆詩集 (峠 三吉)
  • 天守物語 (泉 鏡花)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    天守物語 (泉 鏡花)
  • 眉かくしの霊 (泉 鏡花)

    尾崎紅葉のもとで小説修業をし、『夜行巡査』『外科室』の2作が評価を得て、格的な作家生活に入った。幽玄華麗な独特の文体と巧緻を尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた。 「泉鏡花」

    眉かくしの霊 (泉 鏡花)
  • 高野聖 (泉 鏡花)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    高野聖 (泉 鏡花)
  • 夜行巡査 (泉 鏡花)

    尾崎紅葉のもとで小説修業をし、『夜行巡査』『外科室』の2作が評価を得て、格的な作家生活に入った。幽玄華麗な独特の文体と巧緻を尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた。 「泉鏡花」

    夜行巡査 (泉 鏡花)
  • 恐怖 (谷崎 潤一郎)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    恐怖 (谷崎 潤一郎)
  • 小さな王国 (谷崎 潤一郎)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    小さな王国 (谷崎 潤一郎)
  • おじいさんのランプ (新美 南吉)

    1942(昭和17)年、有光社から刊行された「おぢいさんのランプ」の中心的な素材となった作品。物語のモチーフは「最後の胡弓弾き」に共通するが、全体のトーンはずっと明るい。 この作品を含む以下の8作品は、著者が生前に編んだ唯一の童話集「おぢいさんのランプ」(有光社、1942(昭和17)年10月10日)に収録されていた。 「川」(新字新仮名) 「嘘」(新字新仮名) 「ごんごろ鐘」(新字新仮名) 「久助君の話」(新字新仮名) 「うた時計」(新字新仮名) 「おぢいさんのランプ」(新字新仮名) 「貧乏な少年の話」 「あとがき」(新字旧仮名) 「おぢいさんのランプ」

    おじいさんのランプ (新美 南吉)
  • 備忘録 (寺田 寅彦)

    地球物理学者。漱石の門下生でもあり、吉村冬彦の筆名で作品を書いた。数多くの随筆があり、いまでも多数の読者に愛読されている。 「寺田寅彦」

    備忘録 (寺田 寅彦)
  • さぶ (山本 周五郎)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    さぶ (山本 周五郎)
  • 2017年01月01日「土地とともにあるパブリック・ドメイン」- そらもよう

    今年も青空文庫の誕生日である7月7日がやってきました。 今日までその活動を27年間地道に続けて来られたのは、実作業で支えてくださった多くのボランティアのみなさんと、収録された作品をさまざまに楽しみ、その可能性を広げてきてくださったユーザのみなさんのおかげです。 あらためて御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、2023年1月1日から継続して進めて参りました「式年遷宮」ですが、ようやく新規データベースサーバの引っ越しの目処がつきました。 元旦でお知らせしていた日7月7日からの運用には間に合いませんでしたが、この8月から実データを構築中の新データベースに移し、そして運用を試験して大きな問題がなければ、この秋には引っ越しを完遂したいと考えています。 (もちろん試用しながら都度バグフィックスを行う必要が生じますので、夏のあいだにタイミングを慎重に見極めなければなりません) ともあれ、お

  • https://www.aozora.gr.jp/cards/aozora.css

  • 測量船 (三好 達治)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    測量船 (三好 達治)
  • 作家別作品リスト:与謝野 晶子

    大阪府堺市生まれ。旧姓は、鳳(ほう)。名は、志よう。1900年(明治33年)與謝野寛(鉄幹)によって創立された新詩社の社友となり、その新詩社の機関誌「明星」に短歌を発表。翌年、処女歌集「みだれ髪」を刊行。浪漫的な情趣をたたえた「明星調」は当時の青年層から熱狂的に支持された。與謝野寛との結婚後は、「小扇」「舞姫」「夢之華」などの歌集をあいついで刊行し、歌壇に女流歌人の第一人者としての名声を確立した。明治四十年代から大正期にかけての歌集・詩歌集に、「常夏」「佐保姫」「春泥集」「青海波」「夏より秋へ」「朱葉集」「火の鳥」「太陽と薔薇」などがある。昭和に入ってからも作歌活動は続き、「心の遠景」「白桜集」(遺稿)などの歌集が刊行されている。また、上記の短歌、「君死にたまうことなかれ」をはじめとする詩や小説、童話のみならず、源氏物語などの古典研究、婦人問題に関する評論活動、文化学院をよりどころとした

    lksudy8rcjhu7ufh
    lksudy8rcjhu7ufh 2023/11/11
    源氏物語 · 与謝野晶子
  • 青空文庫 Aozora Bunko

    インターネットの電子図書館青空文庫へようこそ。 「青空文庫、新館引越中」 初めての方はまず「青空文庫早わかり」をご覧ください。 ファイル利用をお考えの方は、こちらをご一読ください。 「青空文庫収録ファイルを用いた朗読配信をお考えのみなさまへ」 メインエリア