EU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたイギリスで、キャメロン首相の後任を選ぶ与党・保守党の党首選挙に立候補していたレッドサムエネルギー担当相が党首選からの撤退を表明し、残る候補者のメイ内相が党首に選ばれ、首相に就任する見通しとなりました。 このうちレッドサム担当相は11日、「強く安定した政府を率いるのに十分な支持が得られるとは思えない」と述べて、党首選挙から撤退すると発表しました。 レッドサム担当相は有力紙のインタビューに「母であることが、この国の未来に真の責任を負う」などと答え、メイ内相をはじめ、子どものいない人たちへの配慮が欠けると批判を受けていました。 レッドサム担当相の撤退を受け、党首選挙を管理する保守党の委員会は、選挙のやり直しは行わないとしたうえで、「委員会と保守党の幹事会で、メイ氏が保守党の党首であることを公式に承認することになる」としました。 党の委員会は11日中に承認の手