【ニューヨーク時事】21日の野田佳彦首相とオバマ米大統領との首脳会談後、大統領が首相について「彼となら仕事ができる(I can do business with him)」と語っていたことが分かった。大統領周辺から日本政府関係者に伝わってきたもので、首相同行筋が22日、明らかにした。 大統領の発言は「彼とは取引できる」とも訳され、初の首脳会談で大統領が首相を評価し、個人的な信頼感を示したものと受け取れる。ただ、首相がその信頼に応えることができるかは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などの取り組み次第だ。 【関連記事】 「ドジョウ・バブル」はいつ弾けるのか 〔写真特集〕日本のファーストレディー〜歴代首相夫人 野田新政権の浮沈を握る「輿石幹事長」 野田首相の低姿勢は「擬装」ではないか=石破茂自民党政調会長インタビュー たばこ増税も選択肢=3次補正、与野党協議優先−早期