成年後見人の仕事が如何に大変か、財産管理は重要な仕事でありますが、簡単にはいきません。特に金融機関との戦いに奔走している筆者の姿に頭が下がります。膨大な作業が必要です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ WEDGE REPORT2017年8月9日 姻族の伯母・松尾由利子の成年後見人になって、私がまずやらねばならなかったのは、金融機関を回っての由利子の預貯金回収だ。 先に触れたように、私を後見人に選任する「審判書」が出たのは2009年10月6日。だがその発効には、神戸家裁の「審判確定証明書」と、東京法務局の「登記事項証明書」を取得しなければならないことを知らされた。 同一内容の再々確認であり、必要性が分からない。全てが揃うまでに20日以上を要した。 繁雑な作業は弁護士にと思っていたが、「後見人ご自身で対処されるよう成年法規定されています」と突き放された。 金融機関によってバラバラ 神戸