ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (13)

  • 「マイコンによるモーター制御」を学ぶ前に知っておくべきこと

    直流ブラシ付きモーターの代表はいわゆる「マブチモーター」でしょう。小型の模型や玩具などによく用いられることから、私たちが子供のころから慣れ親しんできたモーターです。 乾電池などの電源をつなぐだけで回転するため、電源オン/オフ以外の制御回路は必要ありません。電源をつなぐだけで回転するのはとても便利なのですが、逆にマイコンなどからの制御でスピードを調整したり、回転方向を切り替えたりしようとすると、意外とてこずるモーターでもあります。 原因はその構造にあります。詳しくは各回で詳しく述べますが、コイルの極性を回転角度によって切り替えるためにブラシという接点を用いています。この接点が回転中にコイルと通電したり遮断したり一秒間に何度も繰り返されるのです。そのためこの接点からマイコンには大敵となるノイズが発生するのです。また回転の始動時に数アンペアの大電流が流れるため、マイコンと電源を共通にしていたりす

    「マイコンによるモーター制御」を学ぶ前に知っておくべきこと
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    lochtext 2016/01/14
  • 銅板の3分の1の質量で剛性は損なわず。高剛性軽量樹脂シート

    積水化学工業は、グラフェンライクカーボンを配合した「高剛性軽量樹脂シート」を開発した。強化樹脂シートを外層、ポリオレフィンフォームを中間層にした3層積層シートで、軽量性と高剛性を両立した。 積水化学工業は2015年2月25日、グラフェンライクカーボンを配合した強化樹脂シートとポリオレフィンフォームから成る積層シート「高剛性軽量樹脂シート」を開発したと発表した。 高剛性軽量樹脂シートは、グラフェンライクカーボンを配合した強化樹脂シートを外層とし、ポリオレフィンフォームを中間層とする3層積層シート。積層構造を採用したことで軽量性と高剛性を両立。鋼板の3分の1の重量でありながら、鋼板と同等の剛性を備える。 また、主成分が熱可塑性樹脂のため、炭素繊維強化樹脂やガラス繊維強化樹脂と異なり、通常のプラスチックスのようにプレス成形などの熱成形も容易にできる。 用途に応じた幅広い品質設計が可能で、例えば剛

    銅板の3分の1の質量で剛性は損なわず。高剛性軽量樹脂シート
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    lochtext 2015/03/22
    “鋼板の3分の1の重量でありながら、鋼板と同等の剛性を備える。”
  • Excelは最強なのか!? 生産計画策定に表計算ソフトを使う製造業は62%

    Excelは最強なのか!? 生産計画策定に表計算ソフトを使う製造業は62%:製造ITニュース(1/2 ページ) JDAが実施したサプライチェーンにおける調査「JDA Vision 2015 Supply Chain Market Study」によると、グローバルサプライチェーンが複雑化しているにもかかわらず、依然として旧式のツールで複雑化するバリューチェーン全体を管理していることが分かった。 サプライチェーン管理システムなどを展開するJDAソフトウェア・ジャパンは2015年3月12日、JDAグループがグローバルで実施したサプライチェーンにおける調査「JDA Vision 2015 Supply Chain Market Study」の概要について発表した。 JDA Vision 2015 Supply Chain Market Studyは、米国のJDA Softwareグループが、調査会

    Excelは最強なのか!? 生産計画策定に表計算ソフトを使う製造業は62%
  • ヤマザキマザック、金属3Dプリンタに参入――積層と切削を統合した加工機を発表

    ヤマザキマザック、金属3Dプリンタに参入――積層と切削を統合した加工機を発表:3Dプリンタニュース INTEGREX i AM は、旋削とマシニングによる複合加工と3次元積層造形を統合した加工機。レーザーで溶融した金属の粉末を積層した後、切削加工を施し部品を作り上げることが可能だ。 ヤマザキマザックは2014年10月9日、ハイブリッド複合加工機「INTEGREX i AM (インテグレックス・アイ・エーエム)シリーズ」を発表した。 同製品は、旋削とマシニングによる複合加工と3次元積層造形を統合した加工機。レーザーで溶融した金属の粉末を積層した後、切削加工を施し部品を作り上げることが可能だ。積層造形から切削まで一連のプロセスはチャッキングし直すことなくノンストップで行える。 同製品は小ロット製品の生産や試作での用途が考えられる。今後、顧客にヒアリングしながら、装置の仕様を詰めていく、あるいは

    ヤマザキマザック、金属3Dプリンタに参入――積層と切削を統合した加工機を発表
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    lochtext 2014/10/24
    松浦、ソディックに引き続きヤマザキマザックも。本命かな
  • 世界で最もサプライチェーンがイケてる企業は? ――1位はやっぱりあの会社

    米国の調査会社ガートナーは、サプライチェーンの優れた企業を評価する「2013 Supply Chain Top 25」を発表。1位は6年連続で米アップルが獲得した。一方で日企業はトップ25に1社もランクインしなかった。 米国の調査会社ガートナーは2013年5月22日(現地時間)にサプライチェーンの優れた企業を評価する「2013 Supply Chain Top 25」を発表したが、1位は6年連続で米アップルが獲得した。2位は米マクドナルド、3位はAmazon.comとなり、日企業はランクインしなかった。 ガートナーが開催するSupply Chain Top 25はサプライチェーンへの取り組みとそのビジネスに与える影響について、理解を深めることを狙いとした調査の一環として行われており、今回で9回目。 1位は6年連続となるアップル。厳しい局面に立たされつつあるとはいえ、スマートフォン、タブ

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    lochtext 2014/05/06
  • 本当の「タグチメソッド」を誤解していませんか?

    当の「タグチメソッド」を誤解していませんか?:質から分かるタグチメソッド(1)(1/4 ページ) いま、モノづくりは大きな転換期を迎えています。そんな中で、タグチメソッドまたは品質工学と呼ばれる考え方が多くの企業から注目されています。同時に、多くの誤解も存在します。タグチメソッドは開発設計部門の技術者を対象として、品質管理(QC)の限界を超えてリコール撲滅を狙う考え方なのです。(編集部) ⇒連載の目次はこちら 1.注目され、そして誤解されているタグチメソッド 品質はコストダウンの手段である いま、モノづくりは大きな転換期を迎えています。工場での製造品質を向上させるだけでは、もはや社会は満足してくれません。製品が破棄されるまでのすべての期間、さらには破棄された後の地球環境への影響まで含めた品質が要求されています。顧客満足度という言葉を超えて、「生活者満足度」ともいうべき要求レベルになっ

    本当の「タグチメソッド」を誤解していませんか?
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    lochtext 2014/05/06
    “タグチメソッドは、品質管理の限界を超える ”
  • 新市場をつかめ! 勝負を分ける3Dプリンタ特許〔前編〕3Dプリンタの歴史をひもとく

    3Dプリンタとは、材料を削る「切削加工」や、金型を用いる「塑性加工」とは異なった、新たなモノづくり手法です。インクジェットプリンタが、インクの連続的点描画で文字や図形を描くのに対し、材料の連続的点描画で立体物を「積層造形」するため、「3D(3次元)プリンタ」と呼ばれています。 ただ実際には“3D”とはいっても「薄い層を加工しながら積み重ねることにより立体物を造る技術」であり、“2次元半”加工といえるかもしれません。3Dプリンタの定義については「3Dプリンタと3つの誤解」で詳しく紹介していますので、参考にしてもいいでしょう。 特許で振り返る「3Dプリンタ誕生の歴史」 3Dプリンタは、3次元CAD、プリント技術、生産技術を統合した技術で、その技術的な源流は「光造形法」です。1980年4月に、小玉秀男氏(名古屋市工業試験所)が出願した「特開昭56-144478:立体図形作成装置」が最初であるとさ

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    lochtext 2013/11/11
  • 炭素繊維強化樹脂はなぜ高価なのか、熱可塑性樹脂の適用が限界を打ち破る

    自動車の軽量化に大きく貢献するとされている炭素繊維強化樹脂は、高価なこともあって量産車の構造部材に採用されている例はまれだ。しかし、NEDOのプロジェクトが開発した熱可塑性樹脂を用いる炭素繊維強化樹脂であれば、その限界を打ち破れるかもしれない。 自動車の軽量化に大きく貢献するとされているのが炭素繊維強化樹脂である。炭素繊維強化樹脂の密度は、自動車の構造部材として広く利用されている鉄の4分の1~5分の1、アルミニウムの3分の2~2分の1と軽量でありながら、十分な剛性を有している。BMWが2013年7月に発表した電気自動車(EV)「i3」は、コックピットモジュールを炭素繊維強化樹脂で製造するなどして、大容量リチウムイオン電池の搭載による重量増加を相殺している(関連記事:BMWの電気自動車「i3」は軽量化を突き詰めたクルマだった!)。 しかし、炭素繊維強化樹脂が高価なこともあって、i3や一部の高

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    lochtext 2013/09/05
  • 韓国に負けたのか日本企業、燃料電池で東芝とパナが健闘

    家庭の据え置き用途、燃料電池車、携帯型用途……。燃料電池は発電効率が高い他、燃焼ガスの発生が少なく発電技術だ。動作音が静かであることも他の発電技術と比較して有利だ。燃料電池の研究開発は米国で始まり、日と米国を中心に実用化が進んでいる。では特許戦略では日は優位にあるのか。 燃料電池は水素などの燃料用ガスと空気(酸素)から電力を取り出す装置だ。エンジンやディーゼル発電機とは異なり、燃焼過程がなく、無駄になる燃料が少ない。戸建て住宅に据え付けて利用する製品(エネファーム)は、高効率化、低価格化へと進んでおり、燃料電池車は、2015年ごろからの格導入に向けて開発進行中だ。この他、非常用電源や携帯型機器向けの製品化が静かに進んでいる。 サムスンが強い 燃料電池の「強い特許」を保有している企業はどこか。 特許分析ソフトウェア開発や特許分析情報提供を行っているパテント・リザルトは、米国における特許

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    lochtext 2013/05/07
  • 恐るべきIBMの知財戦略、なぜ太陽電池に賭けるのか?

    恐るべきIBMの知財戦略、なぜ太陽電池に賭けるのか?:知財で学ぶエレクトロニクス(5)(1/6 ページ) 米IBMは太陽電池の開発に熱心に取り組んでいる。IBMはICT企業であり、エネルギー関連のハードウェアは守備範囲外のはずだ。なぜ太陽電池に取り組んでいるのか。さらに太陽電池の開発・量産では先行する企業が多く、今からIBMが開発を進める理由が分かりにくい。今回の「知財で学ぶエレクトロニクス」では、IBMの知的財産(知財)戦略において、太陽電池がどのような位置を占めるのかを、特許出願状況の調査と併せて解説する。 技術開発者の仕事技術を作り上げ、その技術を改良するだけではない。技術開発を始める前に、そして技術開発に一区切りが付くたびに、特許を出願するための発明提案書類を書き上げなければならない。 技術者集団が作り上げた発明提案書類は、知的財産(知財)部門の手を経て、特許庁への特許出願書類に

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    lochtext 2013/03/26
  • 日の丸金型は東南アジアへ。再び世界一を目指す

    1.日の金型産業は世界一? 金型は、金属部品のプレス成形、プラスチック部品の射出成形、またダイカスト成形など量産に必須とされる設備です。そのため、金型産業は一国の製造業の根幹として、世界各国で重要視されてきました。特に、日の金型産業はリーマンショック前まで、 「他国がまねのできないような精度の金型を生み出すことができる技術」 「世界最大の生産・輸出規模」 を堅持し、「日の金型は世界一」と国内外で声高に言いはやされるほどの威容を誇ってきました。しかし、そうした“古き良き時代”は終わりつつあります。以下の図1に示しているように、2011年、日の金型産業の輸出金額は中国(含香港)に抜かれてしまいました。

    日の丸金型は東南アジアへ。再び世界一を目指す
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    lochtext 2012/03/28
  • チェス、オセロ、クイズの次は「東大」だ!! ――NII「人工頭脳プロジェクト」始動

    チェス、オセロ、クイズの次は「東大」だ!! ――NII「人工頭脳プロジェクト」始動:2021年に東京大学“合格”を目指す 国立情報学研究所の人工頭脳プロジェクトは「ロボットは東大に入れるか」というグランドチャレンジに向け始動。2016年までに大学入試センター試験で高得点をマーク、2021年に東京大学入試を突破を目指す。 国立情報学研究所(以下、NII)は2011年12月14日、「人工頭脳プロジェクト」キックオフシンポジウムを開催した。 NIIが中心となり発足した同プロジェクトは、1980年以降、細分化された人工知能の研究・技術を再統合することで新たな道を切り開くことを目的としている。今回のキックオフシンポジウムは、日の学際的な知識・先端技術を集積し、かつ国際連携を視野に入れた研究活動を開始すべく開催された。 「細分化された人工知能の研究・技術を再統合する」といっても、このプロジェクトで一

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    lochtext 2011/12/15
  • 「ロボット大国だとは全く思っていない」~産業用ロボット世界シェアNo.1の安川電機(前編)

    ロボット業界で最大の市場は、間違いなく“産業用ロボット”である。サービスロボット市場も立ち上がりつつあるものの、まだ規模でいえば桁が違う。日が「ロボット大国」と呼ばれるのは、この産業用ロボット市場において、世界トップのシェアを誇っているからだ。連載で「ロボット大国・日」をテーマに掲げている以上、産業用ロボットについて触れないわけにはいかないだろう。 今回、産業用ロボット市場の動向について、安川電機 東京管理部 広報・IRグループ長の林田歩氏に話を聞いた。 産業用ロボットの“育ての親”は自動車メーカー 産業用ロボットが導入されている代表的な例が自動車の生産工場だ。自動車は典型的な大量生産品。早く・安く作るためにはロボットによる自動化が効果的で、溶接や塗装などの用途でいち早くロボットが普及した。 安川電機は日で初めて、オール電気式の産業用ロボットを発売したメーカーである。1号機「MOT

    「ロボット大国だとは全く思っていない」~産業用ロボット世界シェアNo.1の安川電機(前編)
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    lochtext 2011/12/13
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