経済同友会の長谷川閑史代表幹事は17日の記者会見で、政府の成長戦略素案に盛り込まれた、時間ではなく成果に応じて賃金を支払う新制度に関し、経営側が過重労働を招くとの懸念を解消する必要があると強調した。長谷川氏は「過労死が増えることが絶対にないよう、細心の注意と配慮をするべきだ」と語った。
仏カーン(Caen)郊外にあるスーパーに陳列された鶏肉(2006年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【6月17日 AFP】英当局は16日、調理前に鶏肉を洗うことについて、一般的な認識とは逆に食中毒の原因になる可能性があるとして消費者に注意を呼びかけた。 英食品基準庁(Food Standards Agency、FSA)の調査によると、英国人の44%が調理前に生の鶏肉を洗っている。 未調理の鶏肉を洗うとカンピロバクター菌が周囲に飛び散る可能性があるが、その事実を知っていたのは、調査対象となった成人4540人のうちわずか28%だった。カンピロバクター菌は、英国で発生する食中毒の最大の原因となっているという。 鶏肉を洗う理由で最も多かったのは「汚れや細菌を取り除くため」で、こうした認識は各家庭で代々伝えられているという。 しかし実際には、鶏肉を洗う行為により
デンマーク北部ユトランド(Jutland)地方のフレデリックスハウン(Frederikshavn)で配られるペーストリー(焼き菓子、2011年5月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SCANPIX DENMARK/HENNING BAGGER 【6月17日 AFP】デンマークで人気の菓子パン「シナモンロール」が、欧州連合(EU)の規制によって製造禁止に追い込まれる恐れが出ていた問題で、同国の製パン業の業界団体は16日、シナモンロールを「伝統食」と位置付けることで規制を回避することができたと発表した。 シナモンには、過剰に摂取すると有害な物質「クマリン」が含まれている。EUの規制機関が昨年11月、シナモンロールの多くにEU規制値を超えるクマリンが入っていることを発見して以来、この菓子パンが市場から消えるのではと懸念されてきた。EU懐疑派の政治家らは、この問題をEUによる過干渉の一例と批判し
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福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の建設を巡り、石原環境大臣は16日午後、記者団に対し、「最後は金目でしょ」などと述べました。 この発言について、石原大臣は、このあと、住民に対する土地などの補償額を念頭に「最後はお金の話になるが、今は示すことができないという意味で話した」と説明しました。 中間貯蔵施設を巡って、国が建設候補地の福島県双葉町と大熊町の住民などを対象に15日まで開いた説明会では、土地や建物の買い取りに伴う補償額が具体的に示されないことに対する不満の意見などが出されました。 石原環境大臣は16日午後、総理大臣官邸で菅官房長官に住民説明会などについて説明したあと、記者団に対し、「最後は金目でしょ」などと述べました。 この発言について、石原大臣は、このあと、記者団に対し、「中間貯蔵施設を受諾されてからでないと補償額について示すことができない。最後はお金の話になるが、今は
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