現在私たちが知ることのできる、日本最古といわれる染織文様は、法隆寺や正倉院宝庫に秘蔵されてきた、「上代染織文様」とされています。 正倉院には聖武天皇ゆかりの品々(仏具、武器武具、文書、文房具、楽器、食器、服飾品)等、総称して 「正倉院裂」と呼び、その文様をいいます。 唐花文(とうかもん) その名のとおり中国から渡来した花形の文様で、日本では奈良時代から見られ、その後徐々に和様化しました。 文様は複合八弁の花文を中心に、大小の開花連花文と扇形の側蓮葉文をめぐらした主文と、蓮葉花文を菱形に組み合わせた副文で構成されています。 花鳥文(かちょうもん) 花と鳥とを組み合わせた文様のことで、正倉院に残されている文様が多く、花や鳥の名前がはっきりわからない場合に花鳥文といいます。花鳥唐草文や花鳥天平文などが有名で、染織品に広く用いられています。
模様(紋様とも文様とも書く)は、古くは縄文時代の縄目の模様や縄や蔓で編んだ浮文をはじまりとし、平安、鎌倉そして桃山・江戸の時代までに、様々な変化発展を遂げてきました。 以下に、誕生した順番にその代表的な模様を簡単に紹介します。 ◆古墳から発掘された埴輪や土器の模様◆ 渦(うず)、菱(ひし)、曲線(きょくせん)、山形(やまがた)、など単純な形。 《平安時代》 ◆位階、官職による衣服の模様の規定によって誕生した模様◆ これらの模様を有職模様(ゆうそくもんよう)といいます。 袞龍(こんりゅう)・・・天皇の御袍にのみ使用、襷文(たすきもん)、菱文(ひしもん)、立涌文(たてわくもん)、小葵文(こあおいもん)、石畳(いしだたみ)、華紋(かもん)、亀甲(きっこう)、霞文(かすみもん)、八つ藤(やつふじ)、州浜(すはま)、など。
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