第73回で、20歳以降、綺麗に5年おきで腎臓結石を患ってきたことを述べたが、3年前、戦々兢々としながら迎えた45歳は、無事に乗り越えることができていた。ああ、これも転職して生活習慣が変わったおかげよと自己満足に浸っていたら、昨日、会議中に、全くイレギュラーに、そして全く突然に、尿路に異変を感じた。8年ぶり6回目の結石である。 これまた下の話で恐縮であるが、これまでと違ったのは、石が尿管に到達するまで気付かなかったこと、従って「死んだ方が楽」とさえ思える疝痛に襲われなかったこと、そして確かに石が尿管を通過するのを認めたのに、出てきたときに便器に当たるカチンという音がしなかったことである。恐らく、それほどに小さな小さな石だったのだろう。因みに、これまでに苦しめられてきた結石の大きさは、いずれも米粒の半分程度。私はそんな小物と死闘を繰り広げているのだ。 まあ、こんなことを武勇伝よろしく綴るのも情