伊藤黒介 @itokurosuke 同人作家伊藤黒介です 現在新規の商業のご依頼はお受けしておりません 難聴二級 メールアドレス:kurosukeito@gmail.com(@は半角) ピクシブ:pixiv.net/users/4088017
![伊藤黒介先生の時代劇マンガ『おんな座頭市』に勝新の座頭市の匂いを感じる人々。「立会がサムライチャンプルーを想起」「池波正太郎の味もある」の声も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/74559c0b3ec44abc462d8a3571a84191f355775f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F8079cda1c47bb0da21cfa879d056b1b9-1200x630.png)
1960年代後半から『ねじ式』『無能の人』などシュールな作品を発表し、熱烈なファンを持つ伝説の漫画家・つげ義春(81)。彼の作品に魅せられたボルドーの小さな出版社が今、フランス語版の全集刊行に取り組んでいる。ここに至るまでには、ヨーロッパの大手出版社との版権争い、採算度外視の復刻作業など、10年の長きにわたる涙ぐましい努力があったという。 その愛情と執念はどこからくるのか。なぜアニメで知られた超ベストセラー漫画ではなく、マニアックなサブカル漫画に着目したのか。パリ在住の映像作家、渡辺敦彦氏による特別寄稿をお届けする。 日本漫画「最大の消費国」フランスの熱狂 「漫画界のカンヌ」と呼ばれるアングレーム国際漫画祭(Festival International de la Bande Dessinée d’Angoulême)。毎年1月下旬にフランス南西部アングレーム市で開催される世界最大規模の漫
いじめられっ子漫画家 山田花子の隠蔽された障害 虫塚虫蔵 (追悼号となった『ガロ』1992年8月号) 面識がないのに、過去のどこかで関わった存在。見て見ぬふりして、無理にも顔をそむけたその存在。つまりこの人は、弱者にとって忘れられない存在だ。(文庫版『自殺直前日記 改』西村賢太の帯文より) 1.はじめに 2.山田花子の生涯 2-1.幼少期~小学生時代 2-2.中学入学後~投身自殺 3.隠蔽された障害の正体 4.「表問題児」と「裏問題児」 4-1.差別的感覚と被差別的感覚の同居 4-2.いじめられっ子でいじめっ子 5.本書の問題点 山田花子プロフィール 寄稿/山田花子「自由(ラク)に生きる方法(ヒステリー治療によせて)」 解説/根本敬「マリアの肛門を見た女」 解説/手塚能理子「姿優しく色美しく」 解説/阿部幸弘(精神科医)「ぎゅうぎゅう詰めの空っぽ」 寄稿/蛭子能収「それでは山田花子さん、さ
今回紹介する劇画狼さん(38)は、なんと自力で愛する作家の単行本を作ってしまった。誰もが思いつきはするが、実行する人はきわめて少ない行動だ。そして成功させるのはとてもとても難しい。 劇画狼さんは京都生まれの京都育ち。大学以降は大阪で活動している。 あべのハルカス近くの喫茶店で待ち合わせをした。現れた劇画狼さんは文化系の活動をしている人という印象はなかった。腕がやたらに太く、拳には格闘技経験者特有のキズがある。なかなかいかつい雰囲気を醸し出しているけれど、表情と口調は柔らかくてホッとした。 彼が、単行本を作るまでの道のりをうかがった。 「すごく普通の家庭環境でしたね。両親の仲もめっちゃいいし。少し変わったことと言えば父親が『息子を絶対に甲子園に行かせたい!!』と願っている人でした」 本人は野球をそれほど好きではなかったが、とにかくスパルタで野球を叩き込まれた。 「ちょっとオカルト入ってました
先日、本ブログでも紹介した「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」に、竹熊とともに参加してきました。 私(小形)も竹熊も、この『マンガの読み方』(以下、本書)を作った経験が、20年後の電脳マヴォ合同会社の創立につながっていることを考えると、こうしたシンポジウムが開催されることに多少の感慨を禁じ得ません。ここでは、当日の報告やその補足をしつつ、本書について振り返ってみたいと思います。 『マンガの読み方』制作の構図 当日は、まず野田謙介さんと三輪健太朗さんから、「マンガの読み方と「マンガ表現論」の成立過程」と題する報告がありました。これは現役のマンガ表現論の研究者であるお二人が夏目房之介さんが保存していた資料に依拠しつつ、本書がどのように成立していったのかを解析したものです。 これに続き「『マンガの読み方』の舞台裏」と題して、私と竹熊に加え、当時宝島社の
漫画背景を販売するサイト「漫画家本舗」がネットで注目を集めています。山口県の刑務所「社会復帰促進センター」の受刑者の更生作業として描かせた背景が販売されており、サイト自体は4月に公開されたものですが9月初頭にSNSで一気に拡散されました。 販売されている絵は、車、バイク、部屋の風景、建物の外観、ビル群といった漫画の背景に使用されるもの。救急車の内装や、ビルの造形など、いずれも細部まで描き込まれているのが分かります。漫画家の育成ではなく、あくまで更生作業の一環として行っているという作画作業ですが、SNSではその完成度の高さから「受刑者になれば絵がうまくなるの?」といった声も挙がるほど。 絵の指導を行っているのは、24歳で週刊少年マガジンの新人賞を受賞してから35年以上漫画に携わってきたという美祢友善塾代表の渋谷巧さん(漫画家としてのペンネームは「苑場凌」)。なぜ刑務所で絵の指導を行うようにな
先日、ある新人漫画家さんから「連載を開始するにあたって、一般的な原稿料の相場や、必要な契約関係書類を知りたい」というご相談をいただきました。業界の常識がわからない状態で、どんなことをどこまでを出版社に要求していいのか知りたいようでした。 お会いして、僕なりにいろいろとお話させていただいたのですが、これから漫画家として活動をしていこうとする方々にとって必要な情報かと思いましたのでまとめてみます。 まず、一般的な原稿料の相場。 10年前に比べて相場は下がっています。 すべての出版社の原稿料の相場を知っているわけではないので、確実なことは言えませんが、中堅出版社でも新人原稿料1ページあたり5000円(しかもカラー連載)という話は聞きますし、10年前から平均1000円以上は下がっているのではないでしょうか。 以前は雑誌連載の場合、新人の原稿料は7000円くらいが最低でしたが、今は5000~6000
こんにちは、漫画家の赤松健です。 別冊マガジンで連載中の『UQ HOLDER!』が今年10月にアニメ化されるので、よろしくお願いいたします!(※宣伝!) ・・・ところでご存じでしょうか。文化庁がいよいよ著作権法を改正し、「著作者の力を弱めて、ややネット利用者側の利便性に振る」方向性でまとまったようです。 (朝日新聞)書籍の全文検索サービス、許諾不要に 著作権法改正へ 文化審議会・著作権分科会の議事録と資料 これは「権利制限」と言いまして、もし我々著作者に無断で作品が利用されたとしても、「著作者が文句を言う権利を、一部制限する」というものです。ぶっちゃけGoogleなどに有利な法改正ですね。 この後、「フェアユース制度*1」が導入されると完成形でして・・・そうなるといよいよGoogleやAmazonやNaverが「電子書籍版のYouTube的な投稿サイト」を構築し、何でもかんでも日本の書籍を
「4000人の中からひとりのファンを見つける必要がある」 第1回、第2回でマンガ業界とクラウドファンディングについて紹介してきたが、今回は漫画家のはまむらとしきり氏が現在クラウドファンディングサイト「FUNDIY(ファンディー)」で手がけている新作「スマホゲームの大地」を例に、マンガの制作費について迫っていく。 ――今回はマンガの制作費についてお伺いします はまむらとしきり(以下、はまむら):「漫画家」と聞くと、ふだん何をしているのか謎な人たちに聞こえるかもしれませんが、やっていることは独立した「ベンチャービジネスマン」です。特に今は情報過多な時代ですから、トレンドの移り変わりが激しいです。なので、すべての漫画家は作品を発表するタイミングに合わせて、自分の作品がいちばん輝く方法を探していかなければならないと思います。僕らのような、ロクなヒット作もないくせに20年も漫画を描き続けている作家は
鳥山明の名作漫画『Dr.スランプ』に、則巻千兵衛博士のライバルとしてアラレたちに立ちはだかるDr.マシリトなるキャラがいたのを皆さんは、覚えているだろうか。 このキャラのモデルになった人物こそが、今回インタビューする白泉社代表取締役社長・鳥嶋和彦氏にほかならない。 彼の編集者人生は数々の伝説に彩られている。新人賞にかすりもしなかった新人漫画家・鳥山明を一から育て上げ、何百枚にも及ぶボツ原稿を出したあげくに、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの名作をタッグで世に送り出したこと。鳥山明のみならず多くの漫画家にネタにされてきた、その“悪魔のような”強烈なキャラクター。そして90年代後半、週刊少年マガジンにジャンプが追い越された「暗黒期」に編集長として呼び戻され辣腕をふるい、『ONE PIECE』や『NARUTO』、『テニスの王子様』などの作品を次々に世に送り出し、再びジャンプを王者の座に
るみねこ @mv965y8 「第17回佐倉時代まつり」のポスター。こんな激可愛らしい絵を描かれたのは「高橋真琴さん」御年81歳の男性です。81歳の男性です。81歳男性...しかも色鉛筆と水彩で描かれてますデジタルじゃありません。まじかよと言わざる負えない... pic.twitter.com/UTUcEJjlNd 2015-11-15 23:50:48 リンク www.macotogarou.com 真琴るーむ - 真琴るーむ 高橋真琴オフィシャルサイト 高橋真琴 (たかはし まこと) 1934年大阪市生まれ。 1957年「少女」で雑誌デビュー。「あらしをこえて」「プリンセス・アン」などのまんが作品を連載。 その後、「なかよし」「マーガレット」などの少女まんが雑誌の表紙や口絵イラスト、また筆箱やノート、ハンカチ、自転車など、数多くの商品にイラストを提供。瞳に星、花やリボンに彩られた「MAC
お問い合わせ【加筆修正あり】 上京後は漫画家さんのアシスタントをしようと考えています。アシスタントはどこで探せばよいですか? ご質問は「募集はどこで?」ということなので、募集が集まっているところを書いていきます。 1, J.A.C.(Japan Assistants Club) ジャパンアシスタントクラブ http://www2.plala.or.jp/JAC/ 業界では老舗の、アシスタント募集&アシスタントお仕事探しの掲示板です。取り合えず、一番情報が集まっていて老舗なところは、ネット上ではここと言って差し支えないでしょう。利用料は無料です。 3人の現役アシスタントさんが、サークル活動としてボランティアで行っているもので、それだけにトラブル防止のための諸注意が充実しており、ここに書いてあることは半ば業界標準のフォーマットだと思って良いでしょう。 ボランティアで行って下さっているので、感謝
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