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ブックマーク / toyokeizai.net (51)

  • 国立大を「授業料値上げ」に追い込んだ「真犯人」

    かくして、『新自由主義と脱成長をもうやめる』でも指摘したように、「改革のせいで日の研究力が落ちた」ということは、ほかならぬ文部科学省自身でさえ、すでに認めていることなのだ。 (※ちなみに、改革の主体である文科省自身がこのような調査結果を示したことについて、「どの口が言っているのだ」とお怒りの向きもあるようであるが、必ずしもそうではない。 別に肩をもつ気はないが、文科省〔文部省〕はすでに、90年代の「政治改革」による政治主導体制の確立によって、文教政策を自律的に策定する権限を失っており、今日では、CSTIなどの諮問会議→閣議決定→文科省と下りてきた改革方針を、ただ具体化するだけの、いわば政府・官邸の出先機関でしかない。しかも、文科省〔文部省〕は当初、国立大学の独法化には反対していた。2022年に文科省がこのような調査結果を公表したことは、「だから独法化なんかしたらこういうことになると言った

    国立大を「授業料値上げ」に追い込んだ「真犯人」
  • 「インドカレー屋」実はネパール人運営が多い理由

    バターチキンカレー。巨大なナン。セットで800円。壁にはエベレストの写真が貼られている。切り盛りしているのは、インド人のような人で、気さくな感じがある……。 こんなカレー店に行ったことがないだろうか。これらは「インネパ」と呼ばれ、ネパール人が切り盛りするインドカレー屋として、ここ20年ほど、日で激増している。そういえば、店内にはさりげなくネパールの国旗が飾ってあったりもする。 でも、よく考えたら疑問ばかりが浮かんでくるのではないだろうか? なぜ、インドカレー屋なのにネパール人がオーナーなのか? なぜあそこまで安くカレーを提供することができるのか? そもそも、どうしてこのような「コピペ」したかのような店が全国各地にあるのか? 謎は尽きない。 そんな「インネパ」の謎に迫ったのが、ジャーナリストの室橋裕和さん。室橋さんは3年もの月日をかけ、インネパの実態に迫り、それを『カレー移民の謎 日を制

    「インドカレー屋」実はネパール人運営が多い理由
  • どうする日銀「買っちゃった」ETFの活用プラン

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  • イスラエルの歴史学者が語る「ハマス奇襲」の本質

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  • 33歳のとき、一命をとりとめた教員が伝えたいこと

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  • 【独占手記】私が山上徹也との面会を決めた理由

    甥の山上徹也が安倍晋三元首相を銃撃した2022年7月8日の事件から、まもなく1年が経とうとしている。 事件後、私はマスコミ関係者に事件の背景を説明してきた。徹也の幼い頃に父親(私の弟)が自死したことや、徹也の母親が旧統一教会に多額の献金をしたことが原因で一家が破産したこと、さらには障害者だった徹也の兄が将来を悲観して自死したことをなどである。そうした事件の背景を説明することが伯父としての社会的責任だと考えたからだ。 徹也の捜査は終了し起訴されたことで、私は、自分の任務を終えたと考えている。ところが事件から1年という節目が近づいているからか、最近、再びマスコミ関係者が私のところにやってくるようになった。その一つひとつに対応するつもりはないため、以下、徹也に関することを記しておくことにした。 海水浴場で見せた笑顔 まずは彼の少年・青年時代に触れておきたい。 彼の父親が自死したのは1984年、徹

    【独占手記】私が山上徹也との面会を決めた理由
  • 神社庁幹部による約3000万円の「横領」が発覚

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  • 神社庁が統一地方選候補に送りつけた「公約書」

    全国8万社の神社を包括する神社庁の政治団体・神道政治連盟(神政連)が、この4月に実施されている統一地方選挙で、LGBTQ(性的少数者)への理解増進や選択的夫婦別氏(姓)制度の導入に反対することなどを求める公約書(政策協定書)を各自治体の候補者に送っていたことがわかった。岸田文雄首相がLGBT理解増進法案を今国会に提出したい姿勢を示す中でのことだ。 公約書を受け取った自民党県議らが東洋経済に明かした。受け取った候補者のうち、公約に「同意」して神政連の推薦候補となった人の数は不明だ。 2月、首相秘書官が性的少数者や同性婚について「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと発言したことに各界から反発の声が上がると、岸田首相は即刻、秘書官を更迭した。 LGBT理解増進法について「今国会に法案提出して成立を図るべきだ」(山口那津男・公明党代表)という与党の声にも押され、首相自ら、自民党に法案提出の準備

    神社庁が統一地方選候補に送りつけた「公約書」
    lost_and_found
    lost_and_found 2023/04/22
    神社本庁に加盟してる神社のリストが欲しい
  • NHKが絶対に死守したい「受信料ビジネス」の全貌

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    NHKが絶対に死守したい「受信料ビジネス」の全貌
  • 金利上げられない日本を待つ5つの最悪シナリオ

    歴史的な円安局面が続く中、「円」の弱さが連日報道されている。アメリカ・ニューヨークに進出している大戸屋で「しまほっけの炭火焼き定」を頼むと、25ドル。チップに5ドル置いたとしたら30ドル。今の日円に換算して4500円近くになってしまう。アメリカに進出した大戸屋は高級店として成功しているとはいえ、日だと税込1000円のメニューだから4倍以上。もともとの物価の違いを抜きにしても、あまりに差がある。 日円がここまで弱くなった背景はいうまでもなく「インフレ」と「円安」の影響だが、気になるのは日だけが世界の趨勢に逆らって、金利を上げていないことだ。32年ぶりに1ドル=152円台突破を目前にしながら、相変わらず日銀行の黒田東彦総裁は、「金利を上げる意思は無い」と繰り返し述べている。 一方で、日銀行は「金利を上げたくても上げられないのではないか」という指摘も数多く聞こえてくる。 10年間、

    金利上げられない日本を待つ5つの最悪シナリオ
  • 「完全自殺マニュアル」書いた男が掴み取った天職

    そうして活動しているうちに、 「人間関係がみんなのいちばんの悩みだな」 と改めて思うようになった。 「それで過去の体験を踏まえた人間関係のを書きたいと思うようになって『人間関係を半分降りる』を書きました」 『人間関係を半分降りる』には「普通はあまり言わない」ことが書かれている。 「人間は素晴らしくない」 「家族は寄りそわなくていい」 「家族の素晴らしいイメージにだまされない」 「どう思われるかばかり気にして生きなくていい」 「『もうどうしようもない』とあきらめる」 読んでいるだけで、ふっと肩の力が抜けるような気がした。 「ヒューマニズムというか熱血というか、人間関係をキラキラしてるイメージで捉える人いますよね? 人と人が密接につながるのはいいもんだ!! という考えで。『家族って素晴らしい!!』って言うけど、殺し合う家族なんてたくさんあります。うちも危なかった。 家族が美化されすぎているの

    「完全自殺マニュアル」書いた男が掴み取った天職
  • 年70万トン!廃棄物扱い「おから」の悩ましい実態

    「充分美味しいのに、これがほぼ無償で処分されているなんて…」 日ではある”品”が年70万トン、「廃棄物」として扱われている。いったい何のことかわかるだろうか。 その正体は、「おから」。おからとは、言わずと知れた、豆腐を作る時にできる豆乳を搾った「搾りかす」のこと。 その量たるや、使用した大豆(乾燥)の1.35倍にもなるという。これが年間で70万トン。 とてもじゃないが、僕らが一人ひとりで消費できる量ではない。そもそもおからは水分が多過ぎて腐りやすく、賞味期限は、2~3日程度。そのため現在は仕方なく、生産者はその多くを捨てざるを得ない状況だ。 おからの「用」での利用はわずか1% 驚くことに、そうして出てきたおからの用での利用率は、なんと1%(7000トン)程度。70万トンのほとんどは、豆腐屋から農業や牧畜業者などに無償で引き渡され、肥料にするか、飼料にするか、はたまた処分代を支払って

    年70万トン!廃棄物扱い「おから」の悩ましい実態
  • 今こそ冷静に考えたい「アベノミクス」失敗の理由

    政治におけるリーダーの最も基的な使命は、自分の国を、自分が最初にその役割を担うことになったときよりもよくすること、あるいは少なくとも悪くしないことである。 この最低限の目標において、安倍晋三元首相は大失敗をした。有権者は何年にもわたって、高邁な経済目標を次々と発表し、その達成に必要な措置を提示しないという彼の選挙戦術を支持してきた。しかし、今日、安倍首相の失敗は広く認識され、岸田文雄首相は「新しい資主義」という政策をアベノミクスに対する希薄な是正策として提起している。 アベノミクスが機能しているように見えたワケ 多くの前任者と同様、安倍元首相は日の実質(物価調整後)国内総生産(GDP)成長率を年率2%に回復させると約束したが、その目標には遠く及ばなかった。 当初は、2012年第4四半期から2014年第1四半期までGDPが年率3.2%のペースで上昇し、アベノミクスが機能しているように見

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  • 「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実

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    「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実
  • 「吉田拓郎」のいったい何がそんなに凄かったのか

    しかし、音楽評論家として思うのは、吉田拓郎という超大物の引退にもかかわらず、その巨大な功績がしっかりと総括されていない感じがするということだ。 1966年生まれの私自身は、少し遅れてきた世代となる。あっという間に時代を席巻した70年代前半の吉田拓郎を、年齢的にリアルタイムでは見ていない。 言い換えると、私より10歳ほど上の、末広がりの「Gパン」を履いた長髪兄貴世代が「あぁ拓郎!我が青春!」と熱く神格化するのを、少々冷めて見ていた世代である(余談だが「拓郎」と表記すると、あの世代・時代のイメージが強くよみがえりすぎるので、稿では、少々まどろっこしいが「吉田拓郎」とフルネーム表記する)。 吉田拓郎の功績をしっかりと総括したい 今回は、末広がりGパン長髪兄貴世代を客観的に見ていた、ひと世代下の評論家の視点から、吉田拓郎の巨大な功績を、冷静に捉えてみたい。その縦・横・奥行きを正確に測定したいと思

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  • トー横キッズが歌舞伎町に居場所求める本当の訳

    新宿・歌舞伎町で飛び降り自殺や性暴力、傷害致死事件などが頻発したことで注目を集めている「トー横キッズ」。“地雷系”と呼ばれる独特なファッションに身を包み、ゴジラのオブジェで知られる「新宿東宝ビル」(旧コマ劇場)周辺に集まる少年少女の一群を指す言葉だ。いったい彼らは何者なのか。いつからそこに「棲みついた」のか。クリーン化が進む現代日の隠された闇を追い続ける東京大学大学院准教授で社会学者の開沼博氏が、現役のトー横キッズと向き合い真剣勝負、少年少女たちのリアルに迫った。 コロナ禍が“トー横キッズ”を生み出した 開沼博(以下、開沼):先日(11月28日)、歌舞伎町の雑居ビルで傷害致死の疑いで逮捕された4人の若い男たちが「トー横キッズ」だったと報道されています。 トー横キッズのR君(以下R君):たしかにTOHOビル横の広場によくたまっていた人たちで僕も見たことがありますが、「トー横キッズ」ではあり

    トー横キッズが歌舞伎町に居場所求める本当の訳
  • 「企業がケチになった」から日本経済は衰退した

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  • カズオ・イシグロ語る「感情優先社会」の危うさ

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  • 菅首相、長男の接待疑惑「森友以上」の深刻度

    ワクチン接種や森喜朗元首相の女性蔑視発言に揺れる永田町で、菅義偉首相の長男が絡んだ総務省幹部への接待疑惑が政権の新たな火種となっている。 立憲民主党など主要野党の追及に対し、菅首相は「息子は別人格」と色をなして反論。いらだちを露わにしている。 2月17日には『週刊文春』が接待時のやりとりを記録した音声をネット上に公開し、与党内では「首相の身内が絡んだスキャンダルとしては、安倍前政権での森友問題以上に深刻」(自民幹部)との声が広がっている。 22日にも総務省幹部を処分 総務省は菅首相が副大臣と大臣を務めて以来の「菅首相の天領」(政府筋)とされる。今回の接待疑惑で国家公務員倫理法違反に問われている4人の同省幹部も、菅首相の知遇を得て出世の階段をのぼってきた人物ばかりだ。 総務省は「できる限り迅速に調査を終わらせ、ルールに則って厳しく対応する」(武田良太総務相)として、22日にも処分を決める方針

    菅首相、長男の接待疑惑「森友以上」の深刻度
  • 孤独死を弔い続ける神主が危ぶむ「強烈な孤立」

    事故物件専門「お祓い」の神主が向き合う無縁社会 神奈川県相模原市──。津久井湖の近く、深き藍色の森の中に、真っ赤な鳥居が浮かんでくる。ここはいわゆる、日随一の事故物件のお祓いを専門に扱う名物宮司がいる神社である。その名を金子雄貴という。金子がこれまでにお祓いしてきた事故物件の数は、ゆうに1000件を超え、自殺、殺人などがあったラブホテルやマンション、風俗店など多岐にわたる。金子は神主生活38年のベテラン宮司で、お祓いなど神事の依頼があればどんな場所でも「断らない」ことをポリシーとしている。 近年その数を増しているのが孤独死の物件だ。 金子に事故物件のお祓いを依頼するのは、その9割を物件の管理会社が占める。次の入居者に対して、お祓いをしたという安心感が欲しい。そのため、希望すれば「お祓い証明書」も発行している。部屋の中には長時間滞在できないほど、死臭が立ち込めている現場もある。金子のお祓い

    孤独死を弔い続ける神主が危ぶむ「強烈な孤立」