長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは山頂付近で救助活動を続けており、これまでに心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。 御嶽山の噴火で、警察や消防、それに自衛隊は28日朝から合わせて550人の態勢で救助活動を再開し、午前11時半ごろ山頂付近に到着しました。 警察によりますと、救助に入った警察官などが山頂付近で心肺停止になっている三十数人の登山者らを確認したということです。 警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいないか調べています。 また警察によりますと、長野県側で30人、岐阜県側で7人の合わせて37人が重軽傷を負っているということです。 一方、自衛隊によりますと、御嶽山の長野県側と岐阜県側の山頂付近で救助を求めていた男性と女性合わせて7人を自衛隊などのヘリコプターで救助しました。 また岐阜県側の山小屋で一晩を過ごした登山者などは、28日朝