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ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (2)

  • 荒川洋治の激しい詩人批判 - mmpoloの日記

    朝日新聞2012年1月24日夕刊に「現在の詩人を痛烈批判/同業の荒川洋治、著作で」という記事が載っていた。 〈詩の世界は、状況のない状況にある。動きがほとんどない〉。現代詩作家の荒川洋治が、近著『昭和の読書』(幻戯書房)や詩誌「詩と思想」で、詩と詩人について激烈な批判を展開している。 今の詩人が熱心なのは、〈保守的な仲間づくり〉〈自己満足と自己陶酔の朗読会〉〈うわべだけの国際交流〉だという。 なるほど、自己満足と自己陶酔の朗読会とはそのとおりだと思う。記事の中から、引用されている荒川の言葉だけを抜き出してみよう。 詩の世界から批判がほとんど消えた。互いに傷つきたくないから論争は避け、仲間同士で支えあっている。1970年代の終わりまで、僕は何を書いても徹底的に批判された。批判こそが元気のもとだった。 ・ 文字言語を選び、闘ってきた詩にとって朗読は自殺行為だ。朗読を意識したら詩の言語が甘くなる

    荒川洋治の激しい詩人批判 - mmpoloの日記
    lotus3000
    lotus3000 2012/05/11
  • 書評:片山杜秀「近代日本の右翼思想」by田中優子 - mmpoloの日記

    朝日新聞に掲載された田中優子の片山杜秀「近代日の右翼思想」に関する書評。 私は右翼がわからない。なぜ民族主義者なのに日米安保体制に大賛成なのか? なぜ三味線より軍歌が好きなのか? なぜ受験生みたいに鉢巻きをするのか? なぜ古来の地元の神社に行かずに新しい靖国神社に行くのか? 疑問は尽きない。そんな私を書はかなりの部分助けてくれた。じつにすっきりした。著者はなかなかの才人とみえる。 目次が面白い。(中略、id:mmpolo:20080424)目次だけ読んでも、著者が右翼をどういう人々だと考えているか、よくわかるのである。 まず最初に定義をしてくれたことがありがたい。「保守」と「右翼=反動」は違う。保守とは現在に依拠し、現在を守る勢力のことである。少しずつ着実に前に向かって動いて行くところに特徴がある。「右翼=反動」とは、左翼が未来に期待する勢力であることに対し、過去に依拠した勢力である。

    書評:片山杜秀「近代日本の右翼思想」by田中優子 - mmpoloの日記
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