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2010年11月7日のブックマーク (9件)

  • 【読了】山岸俊男・メアリー.C.ブリントン『リスクに背を向ける日本人』 - 細々と彫りつける

    リスクに背を向ける日人 (講談社現代新書) 作者: 山岸俊男,メアリー C・ブリントン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/10/16メディア: 新書購入: 7人 クリック: 90回この商品を含むブログ (27件) を見る読了した。 山岸氏とブリントン氏の対談である。 昨日電車で読んで、カフェで読んだら読み終わった。 山岸氏は社会心理学者だが独創的な人で人気がある。日社会を安心社会から信頼社会へのシフトとしてとらえている。一方ブリントン氏は、シカゴ大学などを歴任して日の高校生の就労の研究の著書もある社会学者である。ハーバードの社会学部長とライシャワー研究所の長も務めている。いわゆる知日派、親日派といえばよいか。 ふたりは旧来の友人らしく、ブリントン氏は自己主張の激しいアメリカより日に研究に来たとき「ふるさと」のように落ち着いていたが、しばらくいるうちに、何事も遠回しな日

    【読了】山岸俊男・メアリー.C.ブリントン『リスクに背を向ける日本人』 - 細々と彫りつける
  • 細々と彫りつける

    あたたかい週の次に 冷たい風が吹いて 空は鉛色に深く 宇宙を映していた 公園で笑う、3人の子どもたちを見ながら 私はマスクをつけて 町をすり抜けていくのだ 明日がわからないことが 不幸じゃない 笑えないから 生きられないわけじゃない 笑おうと無理にする くらいなら 気持ちの重さを感じるだけでも いい 川べりに立つ 列車が 広い世界で地面を叩いている ただ叩いている 毎日の空洞に 広がる音が 空っぽで何が悪い これまでだって空っぽで 空っぽの私は ただ怯え泣き 尊大に鼻を鳴らし どうしてどうしてと しがみついている 記憶の中をしみだす点と点 私の鎖は千切れて 頭の中 思い出が飛翔する 透明なガラスの 箱の中で ノートの文字が増え続けている 私の愚痴は万巻のお経よりも長く 透明な声で刻み付けられている 生きるために ただ重力の坂を 呟きながら 落ちて やがて反対側へ 夕闇の向こうへ ごまかさな

    細々と彫りつける
  • 介護職の あなたへ。 - hituziのブログじゃがー

    介護職でも、看護師でも なんでも いいけれども。ケア労働者へ。 ありたい わたし。期待されている わたし。そういう理想像が かたほうに ある。 そして、そうでは いられない わたしが いる。そのとき、ひきさかれるように、つらくなってしまう。そういうことが ある。 武井麻子(たけい・あさこ)『ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代』に引用されている短歌。朝日新聞に のったもの。 天使にもペテン師にもなりきれぬまま 二年目ナースの今日が始まる これは ないてしまう。ゆらぐ きもち。自信が もてないようす。肯定できずに、くるしい きもち。孤独。そういった感情を 感じさせる。 だけどなあ。これは ほんとうに、あなたは ひとりではないんだ。あなたの ことばに、うなづく ひとが たくさん いる。そして、それが わかったとき、わかちあえたとき、あなたは すこし楽になるだろう。そして、「今日も始ま

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  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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  • わかっていない - 心の病的無敵の人について

    心の病的無敵の人について showyou: oosawatechnica: ひろゆきさんが「無職で社会的信用が皆無の人」を「無敵の人」とかつて言いましたが、現在「心の病的無敵の人」に振り回されて当に困っている。 私が定義する「心の病的無敵の人」っていうのは、 会社が簡単に自分を解雇することができないと言うことを知っている 同僚は自分が悪者になりたくないって思ってることを知っている 自分が心療内科に通っておりその種の薬を飲んでいることを誰に知られても良い ってかんじの人を指す。 具体的なことはかけないけど、周りは最大限気を遣ってるし、全ての仕事はまずその無敵の人がやりたい仕事を選び、残りをみんなで分けてやってる。しかも無敵の人が泣きわめいて仕事を放り投げたら残りのみんなで拾ってる。でまた泣きわめいてやっぱりやるって言ったら渡す。みんなちょっと不満はあるけど、ちょっと何か言うとすぐ深いため息

    lotus3000
    lotus3000 2010/11/07
    よくわかると、思う反面これが差別主義になりかねないのが厄介。
  • 山本弘のSF秘密基地BLOG:「精神障害者は犯罪者予備軍」のウソ

    SF作家・山弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 今回はひどく不快な話題を書かせていただく。 10月中旬のこと、mixiの「統合失調症」コミュが猛烈な荒らしに遭った。精神障害者を罵倒する差別主義者たちが乗りこんできたのだ。 最初に現われたのは「チョン」というハンドルネームの人物で、統合失調症患者は人を殺すからみんなどこかの島にでも閉じこめておけ、などという暴言を吐いた。それに同調し、彼の同類(複アカではなく、実際に何人もいるようだ)の「流産婦人科かりあげ」「暗黒」「ダルマZ武号」といった連中が次々に現われた。 このコミュに差別主義者が乗りこんでくることは、前からたびたびあった。今回もすぐに退散するかと

    山本弘のSF秘密基地BLOG:「精神障害者は犯罪者予備軍」のウソ
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  • 書評:片山杜秀「近代日本の右翼思想」by田中優子 - mmpoloの日記

    朝日新聞に掲載された田中優子の片山杜秀「近代日の右翼思想」に関する書評。 私は右翼がわからない。なぜ民族主義者なのに日米安保体制に大賛成なのか? なぜ三味線より軍歌が好きなのか? なぜ受験生みたいに鉢巻きをするのか? なぜ古来の地元の神社に行かずに新しい靖国神社に行くのか? 疑問は尽きない。そんな私を書はかなりの部分助けてくれた。じつにすっきりした。著者はなかなかの才人とみえる。 目次が面白い。(中略、id:mmpolo:20080424)目次だけ読んでも、著者が右翼をどういう人々だと考えているか、よくわかるのである。 まず最初に定義をしてくれたことがありがたい。「保守」と「右翼=反動」は違う。保守とは現在に依拠し、現在を守る勢力のことである。少しずつ着実に前に向かって動いて行くところに特徴がある。「右翼=反動」とは、左翼が未来に期待する勢力であることに対し、過去に依拠した勢力である。

    書評:片山杜秀「近代日本の右翼思想」by田中優子 - mmpoloの日記
  • 真という漢字 - 小池啓仁 ヒロヒト応援ブログ By はてな

    真理・真実・真偽等の真という漢字の旧字は、匕と県とでできた眞です。 匕の古代文字をみると、人が倒れた形をしていて、人の死を意味します。 一方、県の旧字は縣で、実は、木の枝に紐で人の首を逆さまにぶら下げている形なのです。 よって、真という漢字は、顛死者等、不慮の災難で死んだ人を示す漢字なのです。 死者は、それ以上は変化しないので、永遠のもの、真の存在としての「まこと」の意味となりました。 そして、不慮の災難で死んだ人の霊は、強いうらみを持っているので、瞋・鎮・慎・顛などの真を持つ漢字には、いずれも、怨霊を恐れ、鎮めることに関連した意味をもっているのです。 ということで、普段、法の真理とか、プログラムで真偽とか、なにげなく使っていますが、その元は、やはりおどろおどろしい意味があったのですね。

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