リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書) 作者: 山岸俊男,メアリー C・ブリントン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/10/16メディア: 新書購入: 7人 クリック: 90回この商品を含むブログ (27件) を見る読了した。 山岸氏とブリントン氏の対談である。 昨日電車で読んで、カフェで読んだら読み終わった。 山岸氏は社会心理学者だが独創的な人で人気がある。日本社会を安心社会から信頼社会へのシフトとしてとらえている。一方ブリントン氏は、シカゴ大学などを歴任して日本の高校生の就労の研究の著書もある社会学者である。ハーバードの社会学部長とライシャワー研究所の長も務めている。いわゆる知日派、親日派といえばよいか。 ふたりは旧来の友人らしく、ブリントン氏は自己主張の激しいアメリカより日本に研究に来たとき「ふるさと」のように落ち着いていたが、しばらくいるうちに、何事も遠回しな日本の