長女が出産のために2才の孫を連れて帰省中であった。 出産予定日までまだ1週間ぐらいあったが、昨夜、長女が「破水した~」と大きなお腹を抱えて言った。 自分の娘ふたりとひとりの孫の、いわば当事者であったはずの僕は、いつもその肝心なときにいなかったので、「破水した~~」がどんなものかわからない。 「パンツ、びしょ濡れ~~タオル持ってきて~~」とか、長女はのんびり言ってる。すわっと妻と次女がやってきて、タオルを探し、必要なものを確認しはじめる。 「持っていくものは~~?」と次女。 トイレに入った長女が答える「タンスのうえにポストイットにメモ書いてあるでしょ~~それ」 次女とそのメモをみつけたら、そこには『胎盤なんとかかんとか』という本とか、痛みをこらえるためタオルに結び目をつけたものとか、レッグウォーマーとか4つぐらい書いてあった。 「この胎盤なんとかっていう本どこよ?」と僕。 「タンスの上に立て
![このどうしようもない世界にようこそ! - ICHIROYAのブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/22f9135dd1cd6c6c1d2fa13414a41f6554d70c04/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fyumejitsugen1%2F20150515%2F20150515065445.jpg)