歌舞伎の公演は1日2回が基本となってきましたが、海外からの観光客を呼び込もうと、東京・歌舞伎座では1回の上演時間を短くして1日3回上演する「3部制」の公演を増やしていくことになりました。 松竹では4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて今後、外国人観光客の増加が予想されることなどから、東京・歌舞伎座で1回当たりの時間を短くして1日3回上演する「3部制」の公演を増やすことを決め、ことしの「六月大歌舞伎」を3部制で行うことになりました。 これにより上演時間は1回3時間程度になり、料金も1000円から3000円程度引き下げられるということです。 歌舞伎座では、こうした3部制の公演を例年、夏休み期間の8月に限って実施してきましたが、それ以外の期間は1日2回公演のままでした。 歌舞伎座では今後も3部制の公演を増やしていくということで、松竹は「どの公演を3部制にするかは、公演ごとに検討していく