脆弱性情報サイト「JVN」は2017年5月25日、DLLハイジャックの脆弱性を持つWindowsのプログラムが多数見つかっているという注意喚起を公表した。 DLLハイジャックの脆弱性を持つWindowsアプリケーションが急増中と、JVNが注意喚起。URLは、https://jvn.jp/ta/JVNTA91240916/。 DLLハイジャックとは、ユーザーがプログラムを実行したときに、攻撃者が用意したDLLファイルを読み込ませてウイルス感染などを行う攻撃。DLLファイルは、プログラムの部品のようなもの。一般に、複数のプログラムが共通で利用する機能をDLLファイルで用意する。 DLLファイルはシステムフォルダーなどに置き、さまざまなプログラムがそのシステムフォルダーからDLLファイルを読み込む。 ところがWindowsは、プログラムの実行ファイルと同じフォルダーに、読み込もうとするDLLファ