先月29日に亡くなった落語家の三遊亭円楽さん(享年76)が生前活躍した日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)の1日放送分の視聴率が27.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。 前週の20.9%、過去1カ月の平均視聴率19.7%を大きく上回り過去20年で最高の数字となった。瞬間最高視聴率は、午後5時57分の32.0%。生前のいきいきとした円楽さんの姿が映し出され、追悼テロップが流れた時だった。 円楽さんは番組スタート時の1966年から出演。77年3月に落語に専念するため、番組を離れたが、83年1月に3代目司会の三波伸介さんの急逝を受け、4代目司会として復帰した。まさに“笑点の顔”だった。 21日午後4時半から東京・丸の内の東京會舘でお別れの会が開かれることがこの日までに決まった。