河野行政・規制改革相は8日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種を巡り、「都道府県によっては、足並みをそろえるとか、バカなことを言っている」と述べ、接種の進展具合に応じて市区町村にワクチンを配らない動きにいらだちを示した。 【写真】64歳以下の接種券発送時期にめどが立っている自治体 政府は接種を加速するため、自治体への配分は横並びにせず、進みの早い市区町村へ優先して配るよう都道府県に求めている。河野氏は具体名は挙げなかったものの、接種に意欲的な市区町村で供給が滞っているケースがあるとして、「県内でしっかり調整してもらいたい」とくぎを刺した。