商品番号34794 タイトル春峯庵什襲浮世絵展観入札目録 并某家新蔵品 附:別冊解説書 出版東京美術倶楽部 制作年 昭和9年(1934) 冊数2冊 解説・状態図版多数 春峯庵事件の売立目録:世紀の発見と騒がれた歌麿・写楽等の肉筆浮世絵が全て贋作と発覚、推薦文を書いた笹川臨風が警察に拘留され世間を騒がせた事件 大曲駒村別冊解説書「春峯庵什襲肉筆浮世絵妍芳」(表紙汚レ・傷ミ) 図録:中表紙少ムレ/一部落札価格書込み/蔵印/ハードカバー/木版装/和装本/31×22.5cm
春峯庵事件の肉筆浮世絵贋作は、警察に押収されて保管庫に入れられたそうです。が、その後テント商(?)の近藤吉助に下げ渡された(なぜ?)、とか海外に売られたとか、現在は所在不明になっているようです。 小説『春峰庵事件』では、入札会をするに至った作品は、上野の画商グループが贋作だと思わずに購入したもので、その画商グループの発起人が近常六郎という名で登場します。これが、近藤吉助だとすると、警察は購入者に返却したのだと思います。今ならコピー商品を返却するなんて考えられませんが、どうなんでしょうか。もっとも、入札会用に作成された笹川臨風推薦文付き目録があるので、うかつに真物としては売れないでしょう。 矢田一家の作品は、「春峯庵もの」として古美術界で、現在も出回っているみたいです。(ネットで屏風を発見しました) しかし、海外へ売られたものはどうなんでしょうか。しがない浮世絵商の近藤吉助が、真物だとも贋作
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