アメリカ人の労働時間はここ数十年で減少している。OECDのデータによると、代わりに余暇の時間は増えている。だが、そのような実感を持っている労働者は少ない。 日本でも1980年代以降、1人あたりの平均年間労働時間は減っているが、余暇の時間が増えたと感じている人は少ないのではないだろうか? その理由の1つを示したのが、心理学者アダム・オルター(Adam Alter)氏のTEDトーク「なぜ画面を見て過ごしていると幸せから遠のくか」だ。オルター氏は、スクリーン端末が、わたしたちに残された貴重な自由時間を奪っていると指摘する。 だが、それは余暇の時間が足りないと感じる理由の一部に過ぎない。自由時間がないと感じる5つの理由を紹介しよう。