サムスン電子とIntelは、少しばかりの現金を提供することで、両社が主導する新OS「Tizen」への関心が盛り上がることを期待している。 両社はアプリケーションの開発コンテスト「Tizen App Challenge」を主催し、入賞した開発者に総額400万ドルの賞金を授与する。優勝したアプリには最高20万ドルが贈られる。 Tizenはサムスンにとって、Googleの「Android」OSへの依存から脱却し、自社が直接開発に携わったソフトウェアの搭載端末を提供するチャンスだ。TizenはオープンソースOSだが、初期にはサムスンとIntelが開発を主導した。Intelにとっては、新OSに関与することがひいては自社モバイルチップ製品の売上増につながる。 しかしTizenは、他の全ての新参OSと同じ課題に直面している。それはアプリケーションのエコシステムに開発者のサポートを集めることだ。「Fire