今年4月に東海大から創価大に転校した吉田響(3年)が10日、横浜市日体大健志台陸上競技場で行われた日体大長距離競技会男子5000メートルに出場し、13分59秒44の自己ベスト記録をマークした。 東海大2年だった昨年10月の箱根駅伝予選会ハーフマラソン(21・0975キロ)で1時間3分18秒で個人26位(チーム内1位)になったレース以来、約8か月ぶりの実戦で、4月に創価大に転校後としては初のレース。14分3秒44だった自己ベストを4秒更新し、上々の「創価大デビュー」を飾った。 積極的、かつ粘りの走りを信条とする吉田響らしいレースだった。スタート直後から飛び出し、独走。3000メートル過ぎに後続に追いつかれたが、ズルズルと後退せずに再度、先頭へ。結局、7人に先着を許したが、最初から最後まで見せ場をつくった。ギリギリで13分台に突入する勝負強さも見せた。ゴール直後は倒れ込み、しばらく立ち上がれな
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